「安くてうまい」は過去に、観光地価格で「大阪の台所」に日本人も寄り付かず―台湾メディア

台湾メディアのTVBSによると、台湾のネット掲示板PTTに、「日本にも（台湾の著名観光地）墾丁のようなぼったくり観光地はあるか」とする投稿があり注目された。写真は黒門市場。

台湾メディアのTVBSによると、台湾のネット掲示板PTTに、「日本にも（台湾の著名観光地）墾丁のようなぼったくり観光地はあるか」とする投稿があり注目された。

この投稿に対し、大阪の黒門市場を名指しする反応が多かったという。

記事によると、「黒門市場は本当に変わってしまった。10年前はまだいい場所だったのに」「1舟1000円もするたこ焼きを売っていた。ぼったくりにも程がある」などのコメントが寄せられたという。

記事は「実際のところ、黒門市場に対する日本人のレビューを見ると、評価は過去のものとは大きく異なっている」とし、「外国人をたくさん見かけた。以前は日本人が安く物を買える市場だったが、今は海外の旅行者向けになっている。値段を見ると、とにかく高くて、日本人でも買わないと思った」「商品の8割は外国人向けの値付けで、大阪とは関係のないお土産やグッズがいっぱい。かつての名店はすべて閉店してしまった」「黒門市場は大阪の恥。カニカマを1000円で外国人観光客に売るなんて」などの評価だったことを紹介した。（翻訳・編集/柳川）