フィリピンで韓国人がまた襲われる、大使館は夜間の外出控えるよう呼び掛け＝韓国ネット「旅行禁止国に」

19日、韓国・チャンネルAは「フィリピンで韓国人が襲われる事件がまた発生した」と伝えた。資料写真。

2024年8月19日、韓国・チャンネルAは「フィリピンで韓国人が襲われる事件がまた発生した」と伝えた。

記事によると、フィリピンの有名観光地・アンヘレスで16日午前2時ごろ、路上を歩いていた40代の韓国人観光客がバイクの2人組にバッグを奪われる事件があった。

フィリピン韓人会関係者は「当該観光客は刃物で胸を刺されたが幸い軽傷で、病院で治療を受けた」と明かした。

アンヘレスは韓国人に人気の有名観光地だが、韓国人を対象とする犯罪が後を絶たない。5月には60代の韓国人がひったくりに遭い、抵抗する過程で大けがを負った。昨年11月にも2人組の強盗が韓国人男性を刃物で刺し、財布を盗む事件が発生した。

現地に住む韓国人からは「犯罪がどんどん過激化している」と懸念する声が上がっているという。

こうした状況を受け、駐フィリピン韓国大使館は「夜間の外出を控え、強盗に遭っても無理に抵抗しないように」と呼び掛けている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「フィリピンには行かれないな」「安いからとフィリピン旅行に行ったら大変なことになる」「海外で午前2時に歩き回るのも問題。最近は韓国でもその時間帯は危険だよ」「韓国人対象の犯罪が多い国は旅行禁止国に指定し、外交的圧力をかけるべき」「こんな状況なのに韓国政府はフィリピンから外国人家政婦を受け入れるのか？」「毎年相当な数の韓国人がフィリピンで殺されているのに、フィリピン人家政婦を現地の何倍もの賃金を払って輸入するとは…」などの声が上がっている。（翻訳・編集/堂本）