「竹島を紛争地域にすることが日本の戦略」韓国大統領室が疑惑に反論も、ネットには厳しい声

26日、韓国・MBCによると、最近竹島の模型が撤去されたことをめぐり、野党「共に民主党」が疑惑の真相を調べる委員会を立ち上げたが、大統領室がこれを批判した。写真は竹島。

2024年8月26日、韓国・MBCは「最近ソウル地下鉄駅構内と戦争記念館に展示されていた独島（日本名：竹島）の模型が撤去されたことをめぐり、最大野党『共に民主党』が疑惑の真相を調べる委員会を立ち上げたが、大統領室がこれを批判した」と報じた。

「共に民主党」は模型の撤去について、尹錫悦（ユン・ソンニョル）政権による「独島消去」だと指摘していた。

韓国大統領室のチョン・ヘジョン報道官は26日の会見で、「独島を扇動の素材とし、国際紛争地域にすることこそ日本が望む戦略だ」とし、「ありもしない『独島消去』をなぜ疑うのか」「実質的に支配している韓国領土である独島に対し、巨大野党が領有権を疑うことの方が大きな問題だ」と反論した。

模型の撤去については、「乗客の通行の妨げ」「模型の老朽化」がそれぞれ理由とされている。チョン報道官は「老朽化のためであり新たに設置することを知りながら、なぜ野党は『独島消去』という怪談を広めるのか」「親日フレーム攻勢を続けるために独島まで引き込んでいる。国益について考えているのか疑わしい」などとも批判したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「親日売国奴が何を言っているのか。国家情報院は仕事をせよ」「地図から消して模型も撤去しても黙って知らぬ顔をしていろというのか？」「日本政府よりも凶悪でずうずうしい」「これまでの大統領の言動から、そういう批判が出るのは当然だ。まず己を省みなよ」「独島は韓国の領土だと言うことが扇動だとでも？」「独島を日本に完全に明け渡すことが尹大統領の最後の仕事なんじゃ？」「独島の模型を撤去したのは誰なのかはっきりさせるべき」など、批判の声が殺到している。（翻訳・編集/麻江）