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劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」中国で興収40億円突破!ヒットの理由は…―中国メディア

Record China / 2024年8月28日 21時0分

一方で、「それにもかかわらず、同作が好成績を収めた理由の一つには、怪盗キッドと服部平次(はっとりへいじ)という人気キャラクターの登場に加え、物語にインパクトのある設定が盛り込まれていたことがあるだろう。同作では、工藤新一(くどうしんいち)と怪盗キッドが実は親戚関係にあるという、非常に驚くべき設定が明かされた」と述べた。

続けて、「同作によると、新一の父・工藤優作(くどうゆうさく)と怪盗キッドの父・黒羽盗一(くろばとういち)は、実は双子の兄弟であり、幼い頃に両親が離婚し、一方は父親、もう一方は母親に引き取られたため、息子の新一と怪盗キッドは互いが親戚であることを知らないという。しかし、優作と盗一は密かに連絡を取り合っており、実は盗一が生きていることも判明した」と紹介した。

その上で、「この驚くべき設定により、多くの『名探偵コナン』ファンが映画館に足を運び、その結果、興行収入も大幅に上昇した。どうやら劇場版『名探偵コナン』が成功するためには話題性が重要であり、物語がシリーズの主軸に関連していると、より多くのファンを引き付けられるようだ。カップリングに頼った手法は、もはや時代遅れなのかもしれない」と論じた。

そして、「現在も劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は絶賛上映中だが、最終的にどれほどの興行収入を達成するかはまだ分からない。中国での劇場版『名探偵コナン』シリーズの興行収入を更新し、さらには3億元(約60億円)の大台を突破することを期待している」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

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