竹島の模型を撤去し批判浴びたソウル地下鉄が対応策を発表＝韓国ネット「本当に韓国人？」「怪しい」

27日、韓国・国民日報は「光復節を前に独島の模型を撤去し批判を浴びていたソウル交通公社が、対応策として壁掛けテレビを設置し独島の映像を常時流すことを決めた」と伝えた。写真は竹島。

2024年8月27日、韓国・国民日報は「光復節（日本からの解放記念日）を前に独島（竹島の韓国名）の模型を撤去し批判を浴びていたソウル交通公社が、対応策として壁掛けテレビを設置し独島の映像を常時流すことを決めた」と伝えた。

記事によると、公社関係者は、ソウル地下鉄の6駅に設置された竹島の模型の老朽化に伴うリモデリングに関して「乗客の安全を考え、撤去が完了している3駅（蚕室駅・安国駅・光化門駅）には9月初めまでに壁掛けテレビを設置する」と明かした。

同関係者は「撤去が完了している3駅には立体感のある壁掛けの造形物を設置する予定だったが、市民の注目度やメディアでの活用度、管理の容易性などを総合的に考慮して壁掛けテレビを活用した映像放送に変更した」と説明した。テレビには竹島の四季を映した映像を流す計画だという。

公社は光復節の3日前の12日にソウルの蚕室駅・安国駅・光化門駅にあった竹島の模型を撤去した。「老朽化によるリモデリングの必要性」「乗客の通行の妨げになる」などを理由に挙げたが、一部から「独島の存在を消そうとしている」と批判する声が上がっていた。

また、撤去が完了していない3駅（市庁駅・金浦空港駅・梨泰院駅）については、現在の模型を修繕して10月20日に再展示する計画だという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「すでに撤去された3個は復元できないほど粉々に壊したようだね。本当に韓国人なの？」「撤去してすぐに新しいものを設置するならまだ分かるけど、まず撤去して、それから新しいものをつくるというのは何か怪しいにおいがする」「正常な人間なら、新しいものを用意してから撤去する。独島の存在を消そうとして、バレたから慌てて苦しい言い訳をしているようにしか見えない」「ニュースで報道されなかったら撤去されたままだっただろうね」「大統領執務室に旭日旗を掲げたいというのが本当の気持ちでは？」「尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が弾劾される日が刻一刻と迫っている」などの声が寄せられた。（翻訳・編集/堂本）