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日中友好議員連盟が訪中、中国専門家「日本の誠意に期待」―中国メディア

Record China / 2024年8月28日 16時0分

日中友好議員連盟が訪中、中国専門家「日本の誠意に期待」―中国メディア

28日、環球時報は、日中友好議員連盟が中国を訪問したことについて、中国の専門家の見方を紹介する記事を掲載した。

2024年8月28日、中国メディアの環球時報は、日中友好議員連盟が中国を訪問したことについて、中国の専門家の見方を紹介する記事を掲載した。

記事は、二階俊博自民党元幹事長が会長を務める超党派の日中友好議員連盟一行が27日、3日間の日程で中国を訪問したと紹介。訪中団は二階氏や森山裕同党総務会長、小渕優子同党選挙対策委員長ら10人からなり、中国政府の幹部との会談を予定しているとし、27日には清華大学を訪問して学校の幹部と会談、二階氏が「議員連盟は5年ぶりに中国を訪問した。旧交を温めることができ、とてもうれしい」と語ったことを伝えている。

そして、日本の林芳正官房長官が27日の記者会見でこの件に触れ、日中両国が戦略的パートナーシップの位置付けを再確認し、新たな時代の要請に合う建設的で安定的な日中関係の構築を進める中、両国の多階層の交流が一層強化されることに期待を示したと紹介した。

さらに、今回の訪中団がこの2か月で3回目となる日本からのハイレベル訪中団になるとした上で、遼寧大学米国・東アジア研究院の呂超(リュー・チャオ)院長が「日本では間もなく自民党総裁選があり、対中関係が広く注目されている。現在日中関係は低迷期にあり、日本の政界は対中関係の持続的な悪化により日本の経済、政治など各方面に大きな影響が出るのではないかと心配している」と解説したことを伝えた。

また、今回の訪中が日中関係改善に寄与するかについて呂氏が、「防衛白書」に代表されるように現在の日本の政治的雰囲気は米国への追随、中国への敵視という状況であると指摘し、「日本が政治上で正式に日中関係改善の姿勢を示さなければ、二階氏のような人物が意思疎通に図りに来たとしても効果は限定的だ。日本が誠意を示すことを望む」と述べたことを紹介している。

記事は、他の中国の専門家からは「日中両国は経済分野で協力と相互利益の基盤がある。ハイレベルの対話ルートを再構築できれば、日中間には非常に大きな協力の潜在性が見えてくるはずだ」との声も聞かれたことを併せて伝えた。(編集・翻訳/川尻)

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