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「君が代」を流した韓国テレビ局が視聴者からの抗議に回答、その内容に不満続出「全く反省していない」

Record China / 2024年8月29日 11時0分

「君が代」を流した韓国テレビ局が視聴者からの抗議に回答、その内容に不満続出「全く反省していない」

28日、韓国・MBC NEWSによると、光復節の15日に「君が代」が登場するオペラ「蝶々夫人」を放送した韓国の放送局が「日本帝国を称賛したり美化したりする意図はなかった」と釈明した。写真はKBS。

2024年8月28日、韓国・MBC NEWSによると、光復節(日本からの解放記念日)の15日に「君が代」が登場するオペラ「蝶々夫人」を放送した韓国の公営放送KBSが「日本帝国を称賛したり美化したりする意図はなかった」と釈明した。

記事によると、KBSは視聴者請願への回答を掲載し、「8月15日に『君が代』の旋律が登場するプッチーニの『蝶々夫人』を放送し、視聴者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけしたことを重ねておわびする」と謝罪。「放送後に制作と放送の経緯、編成などについての事実関係を調査し、再発防止策を準備している」と明かした。

ただし、KBSは「『蝶々夫人』は西欧列強が19世紀後半に日本を強制的に開港させた時期に日本に駐屯する米国人将校の現地妻となった芸者が子どもを奪われ、命を絶つ悲劇的な内容であり、そのようなオペラを放送したことを、日本帝国を称賛するためとみるのは難しい」「専門家からは、プッチーニが『君が代』の原曲を西洋式にアレンジして使ったため一般の観客は認識できないとの意見が出た」などと説明。

問題となった放送日については「パリ五輪の放送のため2回放送が休止となり、当初の予定の2週間後の8月15日に放送することになった」とし、意図的でなかったことを強調したという。

KBS 1TVは15日午前0時から、ソウルの総合芸術文化施設「芸術の殿堂」で今年6月に行われた公演「大韓民国オペラフェスティバル プッチーニ『蝶々夫人』」を放送したが、登場人物が着物を着て登場し、「君が代」が演奏される場面もあったため、視聴者から抗議が殺到していた。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「言い訳しているところを見るに全く反省していないようだ。国民みんなで受信料拒否運動だ」「この対応を見て決めた。受信料は払わない」「たしかに『君が代』を知らない人は多い。でもだから流していいという理由にはならない」「五輪の日程は突然決まったの?光復節は今年からなの?もっとまともな言い訳をしてほしい」「『君が代』は認識できないとして、着物はどう説明する?」「面白い謝罪文だ。詐欺を働いたが、みんな認識できないから詐欺罪に当たらないと言っているのと同じだよね?」など、回答の内容に不満を示す声が殺到している。(翻訳・編集/堂本)

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