トヨタ燃料電池プロジェクト、北京で操業開始
Record China / 2024年8月30日 16時50分
トヨタ自動車の燃料電池の研究開発と生産プロジェクトがこのほど、北京経済技術開発区で正式に操業を開始しました。写真は北京経済技術開発区。
トヨタ自動車の燃料電池の研究開発と生産プロジェクトがこのほど、北京経済技術開発区で正式に操業を開始しました。同プロジェクトは北京市にとって、水素エネルギー分野で導入した最大の外資プロジェクトの一つとして、その第1期は、燃料電池システムの最大年間生産能力が1万台に達すると見込まれ、水素自動車の燃料電池の難題の解決を加速させ、水素エネルギー産業の発展をさらに推進するものとされます。
プロジェクトの操業開始に伴い、水素燃料電池システムTL Power 150が最初にラインオフしました。この製品は重さが軽く、体積が小さく、効率が高く、水素消費が少なく、定格出力が150 キロワットに達し、大型商用車でも道路で走行することができ、システムの高度な集積化、重要な部品のさらなる中国産化を実現するなどといった特徴を備え、耐用時間は3万時間に達します。これまでにこのプロジェクトの主体となる二つの会社は、TL Power 150を含む三つの燃料電池システムを共同で発売しており、全長8.6メートルの中型バスから全長12メートルの大型バス、さらに積載量4.5トンの小型トラックから49トンの大型トラックまで使うことができ、さまざまなシーンに広く対応できます。
プロジェクト責任者の楊凱氏は「政策、人材、資金などの面で支持を受け、プロジェクトの実施、操業が後押しされている」と述べました。同開発区では「先にリース、後に譲渡」政策(開発区が一定の条件付きで土地をリースし、会社側が条件を満たした場合には土地が譲渡される)を打ち出し、会社側の工場設置に使うコストを下げ、企業が限られた資金をできるだけ多く生産に投入し、資金力を事業の発展に集中できるようにしています。同プロジェクトはまた、水素エネルギー産業政策資金奨励を獲得しており、研究成果の実用化が加速しています。(提供/CRI)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【東芝エネルギーシステムズ】次世代型純水素燃料電池スタックの共同開発契約を締結
Digital PR Platform / 2024年11月21日 10時0分
-
持続可能な未来を育むために、シノペックがCOP29で水素エネルギーに関する多国間イベントを開催
共同通信PRワイヤー / 2024年11月18日 9時52分
-
湖北省、水素エネルギー産業発展行動プラン発表(中国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月18日 0時0分
-
韓国・現代自動車、中国市場で水素事業を拡大…エコ転換と販売回復を目指す
KOREA WAVE / 2024年11月14日 13時30分
-
北京市大興区、世界クラスの水素エネルギー応用モデルルームの建設を加速―中国
Record China / 2024年11月1日 5時30分
ランキング
-
1中国産「農薬漬けシャインマスカット」が東南アジアで大炎上…怪しい日本語が書かれた“激安ブドウ”の実態
プレジデントオンライン / 2024年11月26日 18時15分
-
2ポテチ界の巨人・カルビーにはない"あの味"がある…「シェア0.3%」の菊水堂が60年間も生き残れている理由
プレジデントオンライン / 2024年11月27日 8時15分
-
3イトーヨーカドー春日部店「閉店したのに看板照明ついてる…」一体なぜ? 背景に“切実な問題” クレしん「サトーココノカドー」モデル
乗りものニュース / 2024年11月26日 18時12分
-
4住商が「ヨーカ堂」に資本参加検討…「サミット」と相乗効果期待
読売新聞 / 2024年11月27日 7時30分
-
5「退職金の課税」見直し 論点の一つに浮上、SNSでは「“退職金増税”は間違っている」「ライフプラン崩れる」【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月26日 21時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください