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ネット文学、ネットドラマ、ネットゲームが中国文化の新「三種の神器」に

Record China / 2024年9月8日 9時0分

ネット文学、ネットドラマ、ネットゲームが中国文化の新「三種の神器」に

インターネット技術の進展に伴い、ネット文学、ネットドラマ、ネットゲームに代表されるネットコンテンツは中国文化の新「三種の神器」と呼ばれている。写真はネットドラマ。

インターネット技術の進展に伴い、ネット文学、ネットドラマ、ネットゲームに代表されるネットコンテンツは中国文化の新「三種の神器」と呼ばれている。中国メディアが新たなトレンドとして伝えた。

中国国際テレビ局(CGTN)によると、ネット小説などを含む中国のネット文学は、東洋の美意識や考え方を取り入れて中国の物語を描いている。統計によると、劉慈欣氏のSF小説「三体」をはじめとする多数の中国ネット文学作品は15ジャンル、100種類以上に及んでおり、海外の読者にも愛読されている。都市ファンタジー、西洋ファンタジー、東洋ファンタジー、ゲーム、SFなどが人気ジャンルのトップ5を占めている。

また、2023年には海外でリリースされたオリジナルの約62万部の中国ネット文学作品が200の国と地域の約2億3000万人以上の海外読者に読まれた。そのうち、「贅婿(ぜいせい)~ムコ殿は天才策士~」「地球紀元」「大国重工」などの16作品は大英図書館に収録された。中国のネット文学作品が世界最大級の学術系図書館の中国語コレクションに収録されたのは初めてだ。

ネットドラマには、従来の華流ドラマもあれば、目下流行しているショートドラマもある。近年、唐代の長安を舞台にした時代劇「長安十二時辰」、複雑な人間性を描いたサスペンスドラマ「バッド・キッズ 隠秘之罪~隠秘的角落」、壮大な歴史時代劇「慶余年2」などに代表される中国ドラマが海外で大量にオンエアされている。データによると、21年の中国ドラマの年間輸出額は5683万ドル(現レートで約82億円)で、22年はそれより45.6%増の8274万ドルとなり、番組輸出総額の64%%を占めた。

ショートドラマも各動画サイトで急速に人気を集めている。24年2月末の時点で、40以上の中国発ショートドラマアプリが海外市場で利用されており、累計ダウンロード回数は約5500万回、アプリ内課金収入は1億7000万ドルに達したという。

さらに話題のネットゲームでは「黒神話:悟空」や「原神」などの中国発の作品がよりクリエイティブな表現方法で世界中のゲーマーに斬新な体験をもたらしている。データによると、中国企業が自主開発したゲームの23年の海外市場での実質販売収入は163億6600万ドルと、4年連続で1000億元(約2兆円)を上回った。(編集/日向)

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