窃盗の痕跡を隠すため雇用主の家に放火、家政婦に判決―中国

中国湖南省瀏陽市でこのほど、窃盗の痕跡を隠すため雇用主の家に放火した家政婦に対し、懲役1年3月、処罰金1万元（約20万円）の判決が言い渡された。

中国メディアによると、中国湖南省瀏陽市でこのほど、窃盗の痕跡を隠すため雇用主の家に放火した家政婦に対し、懲役1年3月、処罰金1万元（約20万円）の判決が言い渡された。

家政婦は4月から5月にかけて、寝室を掃除中に引き出しに現金が保管されていることに気づいて2000元（約4万円）を盗んだ。雇用主がそれに気づかなかったことから、さらに3万8000元（約76万円）を盗んだ。

家政婦は窃盗の発覚を防ぐためライターで紙に火をつけて失火現場をつくろうとしたが、大火事になるのを恐れて雇用主を呼んで消火させた。盗んだ現金は自宅のキッチンに隠した。

不自然さを感じた雇用主から通報を受けた警察が、家政婦が窃盗の痕跡を隠すため放火した事実を突き止め送検していた。（翻訳・編集/柳川）