10組のデータからみる75年間の中国経済発展―中国メディア
Record China / 2024年9月17日 6時30分
75年という時間は人類の長い歴史から見ればほんの一瞬に過ぎないが、中国経済にとっては極めて大きな変化の起きた時間だった。写真は中国の缶詰工場。
75年という時間は人類の長い歴史から見ればほんの一瞬に過ぎないが、中国経済にとっては極めて大きな変化の起きた時間だった。次に挙げる10組のデータは、新中国が成立してからの75年間に、中国が貧しい弱小国から世界2位のエコノミーへ飛躍したことを証明するものだ。
経済規模が新たなステージへ
1952年の中国の国内総生産(GDP)はわずか679億元だったが、1978年には3679億元に増えた。
改革開放が実施されてから、中国経済は発展の「急行車線」に入り、2006年にGDPが20兆元を突破すると、それからは1~2年ごとに10兆元ずつ増加して、2020年に100兆元を突破し、23年には126兆元を超えた。不変価格で計算すると、2023年のGDPは1952年の224倍に増え、年平均で7.9%増加した。
世界経済に占める割合が大幅に上昇
新中国成立の初期には、中国の経済規模が世界に占める割合は低く、1978年になっても1.7%にとどまっていた。
今や中国は世界の経済成長の重要なエンジンであり、安定したパワーになった。2023年の中国経済の規模は世界に占める割合が約17%に上昇し、1979年から2023年までのグローバル経済成長への寄与度は年平均24.8%となり、世界トップだった。
長年にわたりグローバル物品貿易が最多の国に
新中国が成立した1949年から1970年代までの間、中国の対外貿易は発展の基礎が非常に脆弱だった。1950年に11億3000万ドルだった物品貿易輸出入総額は28年後、改革開放が始まった1978年の時点でも206億ドルまでしか増えていなかった。
改革開放が深まるのに伴い、特に世界貿易機関(WTO)への加盟後、中国の経済グローバル化への歩みが加速した。2013年から2023年にかけて、物品貿易輸出入総額は年平均4.0%増加し、同期の世界平均を上回った。中国の物品貿易輸出入総額が国際市場に占める割合は、1978年の1%足らずから2023年には12.4%に増加し、中国は7年連続で世界一の物品貿易大国の座を保った。
実行ベース外資導入額の規模が世界トップ
新中国が成立した1949年から1970年代までは、中国の外資導入は限られたものだった。1978年、改革開放が実施されると、外資に対する市場参入要件が徐々に緩和され、それに伴って導入規模も拡大した。
2023年の中国の実行ベース外資導入額は1633億ドルで、1983年の177倍に増加し、数年連続で世界一の規模を保った。2023年には、外資導入額に占めるハイテク産業の割合が37.3%に上昇した。
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