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自民党総裁選、勝つのは誰か―仏メディア

Record China / 2024年9月18日 8時0分

自民党総裁選、勝つのは誰か―仏メディア

16日、仏RFIは、史上最多の9人が立候補した自民党総裁選挙の行方を展望する記事を掲載した。

2024年9月16日、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは、史上最多の9人が立候補した自民党総裁選挙の行方を展望する記事を掲載した。

記事は27日に開票が行われる自民党総裁選に立候補したのは、高市早苗経済安全保障担当相(63)、小林鷹之元経済安全保障担当相(49)、林芳正官房長官(63)、小泉進次郎元環境相(43)、上川陽子外相(71)、加藤勝信元官房長官(68)、河野太郎デジタル相(61)、石破茂元自民党幹事長(67)、茂木敏充自民党幹事長(68)の9人と紹介。立候補者が多くなった理由の一つとして自民党の派閥が解散されたことを挙げた。

そして、世論調査では石破氏と小泉氏の支持率が比較的高いものの、総裁選は国民投票ではなく自民党内部の投票で行われることを指摘。日本メディアが14日に投票権を持つ自民党員(1年以上自民党に所属し、党費を納めている人)と党支持者(自民党の支援団体のメンバー)を対象に、独自に電話調査を実施したところ、石破氏の支持率が25%でトップ、高市氏が22%で2位、小泉氏が19%で3位となったことを伝えた。

その上で、調査の結果を見る限りは石破氏がリードしていることがうかがえるものの、総裁選は国会議員票、党員・党友票の合計数で争われ、国会議員のウエイトが大きくなっていると説明。1次投票は国会議員1人1票の367票と、党員・党友約110万人を集約した367票の計734票で、過半数を取る候補者がいれば即当選となり、いない場合は上位2人による決選投票へ移行し、決選投票は国会議員367票と地方票で多かった候補者に割り当てられる都道府県連票47票の414票で争われ、獲得票が多かった候補が当選すると紹介した。

記事は、候補者が9人いることから票が分散し、決選投票に持ち込まれる可能性が高いとし、しばしば自民党の政策を批判してきたため国会議員からの人気が低い石破氏にとっては決して有利な展開ではないと指摘。世論調査や党員への調査結果から石破氏と小泉氏が決選投票に進む可能性が高く、石破氏が2012年の総裁選で安倍晋三氏に敗れた時の「悲劇」を繰り返す可能性があるとした。一方で信頼回復が急務となっている自民党は次期国政選挙の看板として国民に人気の高いリーダーを必要としており、派閥が解消された今、世論調査で最も人気のある石破氏に投じる国会議員が増える可能性も否定できないとの見方を示している。(編集・翻訳/川尻)

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