深セン男児死亡、在広州日本総領事館「日本人学校に1000を超える花束」―香港メディア

中国広東省深セン市で日本人学校に登校中の男子児童が中国人の男に刺されて死亡した事件で、在広州日本総領事館は20日、同日本人学校に1000を超える花束が届いたことを明らかにした。

香港ニュースポータルの香港01によると、中国広東省深セン市で日本人学校に登校中の男子児童が中国人の男に刺されて死亡した事件で、在広州日本総領事館は20日、同日本人学校に1000を超える花束が届き、同領事館にも3000件を超えるお見舞いの書き込みがあったことを明らかにした。

同領事館は「こうした哀悼とお見舞いのお気持ちもご遺族に必ずお届けします」とした。

香港01に21日付で掲載された記事は、日本経済新聞の報道を引用し、上川陽子外相が20日の記者会見で、外務省の副大臣を近く派遣する予定であることを明らかにした上で、「中国側に事実関係の明確な説明や子どもたちの安全確保を、大使レベルを含むさまざまなルートを通じて強く求めている」と話し、「中国各地の日本人学校の安全、何より子どもたちの安全確保を最優先に、できることは全て行っていく」と強調したことを取り上げた。（翻訳・編集/柳川）