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日本の電車内で撮影された映像が物議=中国ネット「中国人だという証拠は?」「日本人だって…」

Record China / 2024年9月24日 22時0分

日本の電車内で撮影された映像が物議=中国ネット「中国人だという証拠は?」「日本人だって…」

日本の電車内で撮影された映像が、中国のSNS上で物議を醸している。

日本の電車内で撮影された映像が、中国のSNS上で物議を醸している。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で150万近くのフォロワーを持つブロガーは23日、「日本のSNS上で話題になっている」として問題の動画を転載した。その動画は外国人YouTuberが日本の電車内で撮影したもので、撮影者が座席に座っていたところ目の前に立っていた女性が携帯電話を耳に当て話し始める。

撮影者が英語で「ここは日本です。電車内で通話してはいけません」と声をかけると、女性は手で「OK」マークを作り承諾の意思を示した。女性は言葉を発することはなかったがその後も電話を耳に当て続けていたため、撮影者はやや汚い言葉(英語)で再度注意。女性は「OK、OK、分かった」などと言いながらその場を去った。

日本のSNS上では女性が発した日本語のイントネーションから女性が中国人であると推測され批判の声が上がっているが、同ブロガーは「中国人だとの証拠は何もない」と主張し、「この動画は捏造(ねつぞう)であり差別であると、在日中国人たちの怒りを引き起こした。これには長年中国に不満を抱いてきた“精日(精神日本人。自分のことを精神的には日本人だと考える人々。日本好き)”たちも含まれている」と紹介している。

中国のネットユーザーからは「“精日”もついに目が覚めたか」「偽善にもほどがある。日本の電車内で通話している日本人は山ほどいる」「(女性は)通話じゃなくて音声メッセージを聞いているだけかもしれないだろう」「そもそも中国人だという証拠は?」「いったいどっちがヘイトを行っているんだか」「日本は一貫して中国に対する憎悪教育を行っている」「日本の電車内では通話はしてはいけないが痴漢は横行」といった声が上がった。

一方、香港フェニックステレビ駐東京首席記者の李淼(リー・ミャオ)氏は別の角度からこの問題に言及している。李氏は自身のSNSアカウントで「実は日本の電車内で通話をしてはいけないということは、日本国内でも議論を呼んでいる」と指摘。過去に日本維新の会の議員が国会で「(電車内で)普通の会話は問題ないとされている。小声で短時間の通話であれば(電話であっても)いいのではないか」との意見を述べたことを紹介。また、日本人の利用者からも「数十秒程度ならいい」「今電車の中だから後でかけ直すといった短い会話なら許容できる」などの声が出たことを説明した。

その上で、「日本の電車内ではルールが多く、以前は優先席付近では携帯電話の電源を切らないといけないことになっていたが、最近では混雑時に限定された」としたほか、東急電鉄がかつて「奇数号車はマナーモード、偶数号車は電源オフ」という独自のルールを定めていたことも例示した。

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