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胴体を切られてもがくロブスターに王冠、韓国の飲食店が釈明「よりおいしくなる」=韓国ネット賛否

Record China / 2024年9月27日 20時0分

胴体を切られてもがくロブスターに王冠、韓国の飲食店が釈明「よりおいしくなる」=韓国ネット賛否

25日、韓国・ソウル新聞は「胴体が切断されたロブスターに王冠や花を飾り付けて客に提供し物議を醸しているレストランが『ロブスターが死後に動くのはけいれん現象』との立場を示した」と伝えた。資料写真。

2024年9月25日、韓国・ソウル新聞は「胴体が切断されたロブスターに王冠や花を飾り付けて客に提供し物議を醸しているレストランが『ロブスターが死後に動くのはけいれん現象』との立場を示した」と伝えた。

記事によると、韓国のネット掲示板で最近、SBS(ソウル放送)プラスのバラエティー番組で紹介されたソウルのロブスター専門店が物議を醸した。同店は、胴体が切断された状態でまだ動いているロブスターに装飾を施して客に提供するサービスを行っている。掲示板に投稿された写真を見ると、ロブスターの頭には王冠が乗せられていて、ハサミ部分にはそれぞれバラの花と、手紙が入っているとみられる封筒がくくりつけてある。このサービスについて店側は「記念日など特別な日を彩るメニュー」「ロブスターがプレゼントを手渡してくれる」と紹介しているという。

しかし、ロブスターやタコ、カニなどの無脊椎動物も苦痛を感じるという研究結果も報告されているため、一部から「人道的な方法で調理するべきだ」と指摘する声が上がっていた。

これを受け、店側はSNSで「ロブスターが死後に動くのはけいれん現象」「針でロブスターを死なせた後に胴体を切断して頭を起こすと、海水と血液が抜けてよりおいしいロブスターグリルが出来上がる」などと釈明。また、「特別な日に来店してくださるお客さまに楽しいサプライズをお届けすべく王冠を乗せ、お祝いイベントを提供している」「世界で最も美しい感動を与える唯一無二のロブスター専門店を目指している」とつづったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「死にゆくロブスターの手から手紙と花をもらってうれしい?」「これを見ながら笑顔で食事できる人がいるってことが不思議」「人間ほど残酷な動物はいないね」「サイコパス気味」「来世はロブスターに生まれ、逆の立場になって感じてみるといい」など否定的な声が上がっている。

一方で「面白いじゃん。行ってみたいよ」「おいしそうに見える」「それが駄目ならサンナクチ(タコの踊り食い)はどうなるの(笑)」など肯定的な声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

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