人気歌手・さユりさん死去、中国でも悼む声＝「大好きだった（泣）」「本当に残念」

日本の人気歌手・さユりさんが死去したことが分かり、中国のネット上でも哀悼の声が広がっている。

日本の人気歌手・さユりさんが死去したことが分かり、中国のネット上でも哀悼の声が広がっている。

さユりさんの夫は27日、「皆様へ大切なお知らせ」と題する文書を発表、「いつもさユりを応援してくださっている皆様に謹んでご報告いたします」と切り出し、さユりさんが今月20日に亡くなったことを報告した。28歳だった。葬儀はすでに親族と関係者のみで執り行われたという。

中国のエンタメメディア・新浪娯楽は同日、この発表を紹介した上で「酸欠少女（さユりさんのSNSアカウント名）が20日に死亡した。わずか28歳だった」と報道。「『花の塔』『ミカヅキ』『平行線』『それは小さな光のような』などの代表作があり、機能性発声障害により歌手活動を休止、休養していた」と伝えた。

さユりさんは「僕のヒーローアカデミア」のほか、「リコリス・リコイル」「ゴールデンカムイ」など多くのアニメのテーマソングを担当した。中国のSNS・微博（ウェイボー）では訃報が一時トレンド7位に浮上した。

中国のファンからは「突然すぎる…」「私が大好きだった歌手（泣）」「ああ。『平行線』はすごくいい曲だったなあ」「デビューからずっと注目していた歌手。まだ若いのに」「『ミカヅキ』大好きだったよ。本当に残念」「RIPどうか安らかに。『花の塔』はいい曲だった（涙）」といったコメントが書き込まれたほか、追悼を示すロウソクの絵文字も多数投稿されている。（翻訳・編集/北田）