中国車載電池大手の工場で火災―仏メディア
Record China / 2024年9月30日 10時30分
29日、仏RFIは、中国福建省にある自動車用電池大手、寧徳時代(CATL)の工場で火災が発生したと報じた。
2024年9月29日、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは、中国福建省にある自動車用電池大手、寧徳時代(CATL)の工場で火災が発生したと報じた。
記事は、福建省東部の寧徳市で29日午前11時26分、CATLの工場で火災が発生したとの通報を現地の消防隊が受けたと紹介。消防隊が現場に駆けつけ消火活動を行うとともに、現場周辺の1万5000平方メートルからの避難が行われたと伝えた。
また、SNS上で公開された現場の映像からは、白い大きな工場建築から火が出るとともに、灰色の濃い煙が急速に空へと上昇する様子が見え、火の勢いが強かったことがうかがえるとした。また、火災が発生したのはZ基地と呼ばれる拠点で、バッテリーセルやモジュールのパッキングなど複数の工場を含むリチウム電池業界初のライトハウス工場であるとし、この工場で生産された電池はテスラを含む多くの自動車メーカーに供給されていると紹介した。
記事は、29日深夜に寧徳時代が「目に見える火は消え、死傷者は発生しなかった。火災の原因は調査中だが、影響を受ける製品の数は少なく、会社の生産、経営全体に与える影響は軽微」との声明を発表したことを紹介。仏AFPが「現在のところ、火災発生現場でどの種類の電池製品を生産したかは明らかになっていない」と報じていることを伝えた。(編集・翻訳/川尻)
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