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クラゲ大量侵入で発電所が故障、中国ネット民「食べちゃえ」の声も

Record China / 2024年9月30日 20時0分

クラゲ大量侵入で発電所が故障、中国ネット民「食べちゃえ」の声も

29日、香港メディア・香港01は、中国浙江省の海沿いにある華東地域最大の火力発電所で大量のクラゲが漂着して機械が故障するトラブルが発生したと報じた。

2024年9月29日、香港メディア・香港01は、中国浙江省の海沿いにある華東地域最大の火力発電所で大量のクラゲが漂着して機械が故障するトラブルが発生したと報じた。

記事は、銭塘江北岸の六里湾に位置し、華東地域で最大規模、中国国内でも2番目に大きい規模を持つ浙能嘉興火力発電所に設置されているフィルターに近ごろ大量のクラゲが引っかかり故障が発生したと紹介。従業員総出による24時間体制でクラゲの除去作業を行っているものの追いつかず、発電所が外部に支援を求めていると伝えた。

そして、発電所の従業員の話として、現在8時間ごとの3交代体制でクラゲの処理に当たり、1日当たり20キロ入る袋で400〜1000袋分のクラゲを捕獲していること、18〜25日の8日間だけで約5250袋、105トンに上り、この30年で初めての緊急事態であると伝えた。またある従業員が「クラゲ1匹当たりの重さが最大1キロもある上、強引に引っ張ると裂けてバラバラになり余計面倒になる。しかも大量のクラゲが積み上がった現場は非常に生臭く、8時間も作業をしているとくたびれて両足が自分のものじゃないように感じてくる」と作業のつらさを語ったことを紹介している。


記事は、発電所がクラゲの処理方法をめぐって助けを求めていることについて、ネットユーザーから「対応できる食品工場を早く探して、クラゲの処理場と生産ラインを設置し、処理から冷蔵冷凍までをワンストップ化した上で、ネットショップと配送拠点を開設しよう」など、生鮮食品として販売することを提案する声が出る一方で「これはそもそも食べ物にならないと思う。捕まえて時間も経たないうちに臭くなるのだから」と、食用には否定的な見方も寄せられた。(翻訳・編集/川尻)

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