1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. アジア

日本人は運動嫌いなのになぜ長寿?―中国メディア

Record China / 2024年10月7日 5時30分

3つ目は「栄養バランス重視」で、「日本人は小食ではあるが、摂取する栄養は豊富だ。炭水化物の主食、肉類豆類のタンパク質やビタミン、ミネラルを含む野菜や果物、汁物を食事の中で揃える。日本では毎日できるだけ30種類の食材を摂取するよう言われており、量は多くなくとも、食べれば身体の栄養バランスを補完することができる。たとえば納豆や海藻、魚肉、野菜などの食べ物はお米や麺類と一緒に食べると、血糖値の上昇による悪影響を大きく抑えることができる」と伝えた。

4つ目は「よく噛んでゆっくり食べる事」で、「日本人の食事が少量かつ栄養満点な以外に、ゆっくり食べる事も重視されている。一般的には日本人の食事時間は20分以上かかるという。仕事終わりで自由な時間がある時などの外食では、小皿のメニューをいくつか注文して、友人たちと一緒に1~2時間くらい食事を楽しむ。よく噛んでゆっくり食べる事は暴飲暴食の予防にもなる。胃腸が食べ物を吸収してから満腹感を得るまでにはタイムラグがあり、一心不乱に食べていると、お腹いっぱいになった時にはもう食べすぎて辛い、という事が起こるが、よく噛んでゆっくり食べれば、自分の満腹具合をしっかり把握することができ、お箸を置いた時に胃腸に余計な負担をかけることがない」と伝えた。

5つ目は「肉類は高たんぱくで低脂肪重視」で、「島国である日本は海産物も豊富で、色んな魚を食べる。魚やエビ、タコなどの肉は高タンパクで低脂肪かつ栄養も豊富で、肥満につながる脂肪をためにくい。さらにオメガ3不飽和脂肪酸が豊富に含まれているため、心臓や血管、脳の健康にも良い」と伝えた。

6つ目は「内面の健康重視」で、「日本人は食事を重視すると同時に、自身の内面の健康も重視する。日本では社会生活や仕事のプレッシャーから来るストレスを解消するため、温泉、漫画やアニメ、カラオケ、茶道、瞑想やヨガなど、それぞれが自分に適した方法で発散し、精神面の健康を維持している。さらに物欲を抑えて、礼儀正しく振る舞い、他人を挑発したり、争ったりしないように心掛けている。これらの精神状態も健康長寿に役立つ」と伝えた。

記事は最後に「ほかにも日本人は体重を気にする。肥満は健康を脅かすため、体重管理に厳しく、国家が専門的な政策により国民の体重を監督することまでやっている。一般企業でも従業員に健康診断を受けさせる時には、腰囲を測らせるせるほどだ。健康長寿には、身体の調子を保ち、適量の食事と適度な運動こそが助けとなる」と述べた。(翻訳・編集/原邦之)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください