上海野生動物園、3頭のパンダの合同誕生日会を開催

上海市の上海野生動物園で4日、ジャイアントパンダの雪宝、康康、芊金の合同誕生日パーティーが行われました。写真は4日に誕生日を迎えた雪宝（上海野生動物園提供）。

上海市の上海野生動物園で4日、ジャイアントパンダの雪宝（シュエバオ）、康康（カンカン）、芊金（チエンジン）の合同誕生日パーティーが行われました。

誕生日会当日の早朝、飼育スタッフらは、雪宝、芊金、康康それぞれのために誕生日会場をセッティングし、花や植物で温もりのあるロマンチックな飾り付けを行いました。午前9時、3頭のジャイアントパンダの誕生日パーティーが正式に始まり、飼育スタッフらは、それぞれのパンダごとに手作りの何層にもなったアイスケーキやさまざまな串焼きのほか、おもちゃなど誕生日プレゼントを贈りました。パンダたちが美味しそうにケーキを楽しんでいる間、観光客たちは足を止めて、その様子を見守り、誕生日を祝いました。

雪宝は2017年10月4日生まれで、大きな額とまるまるとした体がとてもかわいらしいパンダです。芊金は雪宝より6日遅れの2017年10月10日生まれで、温和で愛らしい性格で、美しさと気品を兼ね備えています。康康は雪宝と芊金の誕生から約2年経った2019年の10月6日に生まれた活発な「小乖仔（シャオグアイザイ、「小さなかわいい子」の意）」は、成長とともにハンサムになり、現在は、エネルギッシュさがどんどん増し、木登りやブランコを漕ぐこと、平均台を歩くことが大好きで、時々「カンフー」のような動きを見せることもあります。

国慶節連休中、上海野生動物園では、観光客がジャイアントパンダについてさらに深く理解できるように、さまざまなイベントが企画され、飼育スタッフらは、ユーモアを交えた解説で、観光客をジャイアントパンダの世界へいざなっていました。（提供/CRI）