中国の小学校でまた襲撃事件、3人負傷=ネット「これでも偶発か?」
Record China / 2024年10月9日 10時10分
中国・広東省広州市の小学校で襲撃事件があり、3人が負傷した。
中国・広東省広州市の小学校で襲撃事件があり、3人が負傷した。
現地メディアによると、事件があったのは8日午後2時ごろ。男が同市天河区にある小学校の校門付近で児童2人と女性1人を刃物で襲った。男は周囲にいたほかの保護者らに制止され、駆け付けた警察官に拘束された。
警察の発表によると、拘束された男は60歳の趙(ジャオ)容疑者。負傷した3人はいずれも病院に搬送され、2人はすでに退院、1人は病院で治療を受けているが命に別状はないという。警察は事件の詳しい経緯について調べを進めている。
同日午後6時ごろに、クラブ終わりの児童を迎えに来ていたある保護者は「事件が起きたのは知っていたが、毎日迎えに来ているのでそれほど心配していない」と語り、別の保護者は「帰宅したら子どもから話を聞いてみる。子どもの心理的なケアをしてあげたい」と話した。
中国のネットユーザーからは「恐ろしい」「周囲の人が助けてくれて幸いだったな」「どんな理由があろうと子どもを傷つけることは許されない」「ねじ曲がった心理。社会への報復。憎たらしい」「最近こうした『偶発的事件』が一体何件起きているんだ。これでも偶発か?」といった声が上がっている。
中国では近年、幼稚園や学校、病院などを狙った襲撃事件が相次いでおり、6月には蘇州でスクールバスを待っていた日本人母子が襲われたほか、9月には深センの日本人学校付近で日本人男児が殺害される事件が起きた。また、スイスでも今月1日に中国人の男が保育園の児童3人を襲撃する事件を起こしている。(翻訳・編集/北田)
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