韓国ドラマで重慶がソウルに、中国ネット「重慶を自分たちのものって言わない？」

中国SNSの微博でこのほど、韓国ドラマ「クイーンメーカー」が「中国・重慶をソウルにしている」として話題になった。写真は重慶。

中国SNSの微博（ウェイボー）でこのほど、キム・ヒエ、ムン・ソリら出演の韓国ドラマ「クイーンメーカー」が「中国・重慶をソウルにしている」として話題になった。

ドラマは、キム・ヒエ扮（ふん）するファン・ドヒが人権弁護士のオ・ギョンスク（ムン・ソリ）をソウル市長にするため選挙戦に挑む姿を描くもので、「重慶がソウルに」との話題を生むきっかけとなったのは最終話に登場する部屋の壁のポスターだ。

この話題を巡ってあるアカウントは、「やはりすべてを見通す力を持つネットユーザーからは逃れられない」と前置きした上で「壁に貼られたポスターは明らかに重慶なのにソウルにされていることにネットユーザーが気付いた」と紹介した。

ドラマ「クイーンメーカー」

さらに「これを目立させないために、山の風景が加えられている」とも伝えており、微博上には「重慶市ソウル区？」「重慶を自分たちのものだって言わないよね」「韓国には都市のちゃんとした写真もないの？」という声や「わが街がここまで有名になるなんて」「シンボル的な建物があれだけあれば、重慶人なら一目で気付く」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/野谷）