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「世界で最も孤独な国」韓国のペットブームに海外メディアが注目=韓国ネット「国がそうさせた」

Record China / 2024年10月16日 19時0分

「世界で最も孤独な国」韓国のペットブームに海外メディアが注目=韓国ネット「国がそうさせた」

14日、韓国・国民日報によると、出生率の低下と単身世帯の増加に悩む韓国で巻き起こっているペットブーム現象に海外メディアも注目している。資料写真。

2024年10月14日、韓国・国民日報によると、出生率の低下と単身世帯の増加に悩む韓国で巻き起こっているペットブーム現象に海外メディアも注目している。

記事によると、米ニューヨークタイムズ(YTN)は12日、「世界で最も孤独な国の一つ、ペットの犬に仲間愛を求める」と題する記事を掲載した。

YTNは、犬食文化で国際社会を騒がせてきた韓国が、最近数年間でペットの犬への愛情を誇る国に変わった点に注目。その背景として少子化と単身世帯の増加を挙げ、「未婚または子なし、その両方を選ぶ韓国人が徐々に増えている」「全世帯の5分の2以上が単身世帯で、出生率は世界最低水準」と説明した。

さらに「韓国の4世帯に1世帯はペットを飼っている」とし、「2010年の時点でペットを飼っている割合は17.4%に過ぎなかったため、急激に増加したといえる」と分析した。

また、4年前に保護犬を迎え、現在は約20万ウォン(約2万2000円)の服を着せて子どものようにかわいがっているという30代独身女性の例を紹介し、「犬を子どものように育てる人が増え、韓国社会では動物病院やペット用品店がいたるところに見られるようになったが、一方で産婦人科や診療所は消えつつある」「オンラインショップではペットバギーの販売量が増え、愛犬との旅行サービス、愛犬の葬式サービスなど関連事業も拡大している」などと伝えたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「犬や猫に感情移入し過ぎるのも問題だ。そんな時間があるなら両親に電話の1本でもしなよ」「犬に向かって『ママはね』『パパはね』と話しかけている人を見ると情けなく思える」「犬や猫が少子化の決定的な原因ではないけれど、数多くの原因の中に影響を及ぼす要素であると思う」「犬と人間を同じと考えるのは間違っている。犬は犬らしく、動物は動物らしく育てるべきなのに、最近の飼い主は人間と同じように扱い、混同している」「国がそうさせた。大企業や政治家など上の人たちが自分の利益だけを追求するから一般市民が苦しくなり、結婚を諦める。結局は国のせいだよ」「寂しいのではなく、流行に乗っているだけという感じ。ちゃんと世話もできないのにみんな犬や猫を簡単に飼うから」など、否定的な声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

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