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還暦祝いでバス貸し切りの客が迷惑行為、怒ったバス運転手がとった行動は…―韓国

Record China / 2024年10月17日 21時0分

還暦祝いでバス貸し切りの客が迷惑行為、怒ったバス運転手がとった行動は…―韓国

16日、韓国・ニュース1は「還暦祝いの旅行で貸切バスを利用したグループが、車内でシートベルトを着用せず酒を飲んで歩き回るなどの迷惑行為をして途中下車させられるハプニングがあった」と伝えた。資料写真。

2024年10月16日、韓国・ニュース1は「還暦祝いの旅行で貸切バスを利用した小学校時代の同級生グループが、車内でシートベルトを着用せず酒を飲んで歩き回るなどの迷惑行為をして運転手から途中下車させられるハプニングがあった」と伝えた。

記事によると、韓国のインターネット上にこのほど「最終的には仮眠所(高速道路の本線脇にある休憩スペース)にバスを停めました」と題する投稿があった。

投稿者によると、ハプニングは先月28日、還暦祝いの旅行に出かける乗客18人をバスに乗せた際に起こった。乗客は、バスが高速道路を走行している間もシートベルトを着用せず、車内を歩き回った。さらに、運転手からの注意を無視して臭いの強い食べ物をつまみに酒を飲み、千鳥足になっても飲み続けたという。

運転手は数回にわたって席に座るよう求めたが乗客は応じず、「乗客が座っていない状態でバスを走らせるな」と腹を立てる人もいたとのこと。

運転手はこれ以上の運行は危険と判断し、仮眠所にバスを停めて乗客を下車させ「この状態では危険で運行できない。乗客全員がシートベルトを着用し、契約金(前金)の10万ウォン(約1万900円)を除く残金を支払ったら再出発する」と伝えた。これに乗客は「他のバスを呼ぶからお前は必要ない」「お前は消えろ」などと反発し、警察を呼んだ。

さらに「新しいバスが来るまでは動かない」と言って下車を拒否したり、高速道路上に座り込んだりした。車内の座席に尿の入ったペットボトルを残していった人もいたという。

運転手は80~90万ウォンに上る運賃のうち契約金の10万ウォン以外受け取れていない状況だが、「運賃は重要でない。毎年のように繰り返される乗客のこうした行為がなくなってほしい」と訴えているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「もう還暦なのに幼稚園生より未熟な行動」「その姿を子どもや孫に見せられる?」「迷惑過ぎる。名前や顔を公開するべき」「営業妨害罪、罪侮辱、詐欺罪で告発し、洗車費用まできっちり払わせよう」「身柄を拘束するべき。安全運転を脅かす社会悪だ」「こんな歳の取り方はしたくない」「運転手の対応が素晴らしかった。ただ1つ残念なのは運賃を受け取らなかったこと。彼らは他の場所でまた同じことをするだろう」など、怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/堂本)

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