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中国・南京発の「百工造物」、多元的な芸術の美を世界に発信

Record China / 2024年10月31日 10時10分

中国・南京発の「百工造物」、多元的な芸術の美を世界に発信

今年9月、中国の無形文化遺産を扱う江蘇省南京発の革新的ブランド「百工造物」が仏パリで開かれたインテリアデザイン展に登場し、過去と現在、中国と西洋が融合した中国文化の物語を見る人に伝えた。

今年9月、中国の無形文化遺産を扱う江蘇省南京発の革新的ブランド「百工造物」が仏パリで開かれたインテリアデザイン展に登場し、オリジナルアートと東洋の生活の美を紹介する特別展で過去と現在、中国と西洋が融合した中国文化の物語を見る人に伝えた。

中国メディアの華人時刊によると、江蘇百工造物文化科技の創業者で芸術家の馬聡(マー・ツォン)氏は中華民族の伝統的な無形文化遺産の手工芸を30年にわたって研究し、現在の状況に適した活性化と伝承の道を模索してきた人物だ。

馬聡(マー・ツォン)氏

馬氏は無形文化遺産の伝承者や工芸家ら60人余りを招き、デザイナー29人を率いて中英(南京)無形文化遺産イノベーションセンターを立ち上げた。伝統、現代、中国、西洋の要素を抽出して異なる分野の無形文化遺産の技を組み合わせ、改めて磨き上げることで東西文化が融合したアートデザインを生んでいる。馬氏の取り組みにより個人が持つ強みは集団の力へと変わった。


馬氏は1994年にアモイ大学の油絵コースを卒業し、その後はデザイン業界に入って画家ならではの独特な視点を持つデザイナーになった。中国広告作品展では1995年から3年連続で金賞を受賞。馬氏の作品は海外にも歩みを進め、東洋の美学を取り入れた独特の作風は欧州で多くの賞を獲得するなど海外でも評価は高い。馬氏は、より多くの伝統文化を世界に紹介するため、海外で学んだ経験を持つデザイナーと中国の無形文化遺産伝承者の連携による伝統文化の革新、無形文化遺産の技と現代アートの結合を進めている。


現在、百工造物は450を超える知的財産権を有し、中華の見事な伝統文化を濃縮した数十万点に上るグッズを100軒近い国際的な五つ星ホテルに提供している。また、海外との文化交流やデザイン展示を絶えず展開。多元的な芸術の美を世界に発信し続けている。(編集/野谷)

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