中国最大の炭鉱沈下区太陽光発電拠点・藍海発電所、電力供給を本格開始
Record China / 2024年11月5日 18時50分
中国の炭鉱沈下区に設置された単体の太陽光発電基地としては最大となる藍海太陽光発電所が、本格的な電力供給を始めました。
中国国家エネルギーグループの5日の発表によると、中国の炭鉱沈下区に設置された単体の太陽光発電基地としては最大となる藍海太陽光発電所が、本格的な電力供給を始めました。同プロジェクトの年間発電量は57億キロワット時で、200万世帯の1年間の電力需要に対応することができます。
同発電所は内蒙古自治区オルドス市に位置し、面積は7000万平方メートルを超えています。発電所全体には約590万枚のソーラーパネルが設置され、総設備容量は300万キロワットで、中国の「西電東送(西部地域の電気を東部地域に送るプロジェクト)、西部開発」の一環である、内蒙古自治区西部から山東省南部への超々高電圧直流送電プロジェクトの重要な関連施設です。発電所は炭鉱の沈下区域に位置しているため、さらなる沈下を防止するために、非常に独特な「ばね」式ソーラーパネルが大規模に採用されました。このソーラーパネルは二つの部分からなり、土の中に埋められているのは中空の筒杭で、上の支柱はこの筒杭の中に挿してあり、1メートルほどの上下調節の余裕があります。
紹介によりますと、発電所の建設工事はもともと20カ月の工期をわずか14カ月に縮め、しかも電力供給を始めました。この発電所のグリーン電気は1238キロの送電線を通じて山東省臨沂市に送り続けられます。(提供/CRI)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
IEA、送電網と蓄電池への投資増加の必要性を提示(世界)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年10月30日 0時45分
-
米エネルギー調査会社が電力需給の将来予測を発表、送電網の整備が課題に(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年10月21日 14時20分
-
30年の歴史を持つ日本初の100kW級太陽光発電所、50年の運転を目指してリパワリング
@Press / 2024年10月11日 11時15分
-
30年の歴史を持つ日本初の100kW級太陽光発電所、50年の運転を目指してリパワリング
PR TIMES / 2024年10月11日 11時0分
-
南海電鉄の電力自己託送による再エネ供給を支援
PR TIMES / 2024年10月9日 18時40分
ランキング
-
1NHK、34年ぶり赤字の原因はどこにある? ネトフリと比べて分かる“いびつ”な構造
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月5日 12時10分
-
2住宅情報誌・スーモ、無料版休刊 来年2月以降、一部市販も
共同通信 / 2024年11月5日 13時21分
-
3「昔語り」より嫌われる上司の言動「ワースト1」 「2分ルール」で自分も部下も周囲も変わる!
東洋経済オンライン / 2024年11月5日 8時0分
-
4サンドイッチ購入するとポイント30%還元!寒い季節に嬉しい「おでん」も10%オフに。《コンビニ3社お得企画まとめ/11月5日時点》
東京バーゲンマニア / 2024年11月5日 16時46分
-
5「世界の鉄道をAIで変革する」日立の野望と現実 保守作業が劇的改善するが導入費用がネック?
東洋経済オンライン / 2024年11月5日 6時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください