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中国の採用面接で「AI面接官」が活躍―中国メディア

Record China / 2024年11月11日 18時30分

中国移動通信集団江蘇有限公司のヒューマンリソース関連専門家である龐瑶(パン・ヤオ)氏は、「人間の面接官なら10人で5日かかる大学生面接が、AI面接なら2日もかからない」と話す。「AI面接官」は企業のヒューマンリソース部門の仕事量を効果的に減らし、効率向上とともに求人コスト削減を実現している。

中国科学院自動化研究所の王金橋(ワン・ジンチアオ)研究員によると、「現在、AI面接は主に一部の基礎的な職種の面接に応用されている。作業が複雑であったり、複雑なコミュニケーションが必要であったり、または採用基準をデータ化するのが難しい職種には適していない」という。

その他、業界関係者は「知的円熟度や人格的魅力といった『ソフトパワー』を評価する面では、AI面接はまだ能力が低い。また、アートや人的・文化的分野といった感情の理解やクリエーティブな表現が必要な分野にはあまり適さない」と指摘している。

関連の調査によると、AI面接は主に1回目の面接に採用されている。また、企業もAIによる面接を導入すると同時に、スタッフによる再面接やランダムなチェックも行っている。

AI面接では必然的に求職者の個人情報を収集することになり、個人情報の保護が求職者の関心の的となっていることは注目に値する。業界関係者によると、「生成AIサービス管理暫定弁法」では、AI面接関連の製品は届け出を行い、産出したデータは通常、公共のクラウドプラットフォーム、企業が運営するクラウドプラットフォーム上に保存するか、企業のローカルストレージに保存しなければならないと定めている。また、データの保存と送信にはパスワードを設定し、アクセス制限を設けて、全ての操作をトレースできるようにしておかなければならない。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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