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中国の食品添加物は本当に日本や欧米よりもひどいのか?―中国メディア

Record China / 2024年11月14日 7時0分

その上で、「海外から帰国した家庭などは(中国)国内のスーパーで菓子類を買う勇気がないという人が少なくないが、そのくせ、欧州の友人宅で出されたホウ砂が添加されたキャビアは口にする。ホウ砂は3グラムで乳児が死に至るほどの有害物質で、中国では添加剤としての使用が禁止されている」と紹介した。

一方で、「中国の地下軽食街や屋台などで販売されている塩漬けされた肉などに使用される添加剤は、恐ろしいことに合法であるにもかかわらず発がんリスクがある。消費者は分かっていても選択肢はない」とし、「技術的には食品添加物は極めて専門的な分野であるにもかかわらず、それを専門に学ぶ大学の学科は中国を含め米国や日本にもない。食品会社の従業員は部分的な技術を用いて職場で学ぶしかなく、産業上の潜在的な危険は多い」と論じた。

記事は、「中国では国内の飲食物に対して悲観的論調があり、背景には中国の食品問題は西側諸国よりも大きいという『深い誤解』がある。しかし実際は米国にせよ、欧州にせよ、日本にせよ、使用している添加物は中国よりも多い」と強調。「彼らの食品安全問題も決して少なくなく、たとえば日本の食中毒事件は、ここ20年で最少だった21年でも717件も起きており、高齢者施設まで含まれている。中国ではすでに禁止されたホルモン剤も、米国では依然として合法だ」とし、「だから私たちは他国に教えを乞う必要はなく、むしろ自分たちの産業をきちんと見直さなければならない」と指摘した。(翻訳・編集/北田)

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