BYDとファーウェイ共同開発のSUVが販売開始へ、定価37万9800元から―中国
Record China / 2024年11月16日 5時0分
BYDとファーウェイが共同開発したSUVが間もなく発売される。
中国の電気自動車(EV)大手・比亜迪(BYD)が通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)との技術提携で開発した多目的スポーツ車(SUV)「豹8」が12日、広州モーターショーで披露されました。「豹8」は、BYDの「ハイブリッド・スマート・ハードコアSUV」として位置付けられており、同社傘下の高級ブランド「方程豹」のラインナップとして発売されます。4タイプがあり、定価は37万9800元(約815万円)から40万7800元(約875万円)に設定されています。
BYDによりますと、「豹8」のハイライトの一つは、BYDの電動化とファーウェイのスマート化の強みを結合したことにあります。
スマート化においては、「豹8」はファーウェイがスマートカー向けに開発した高度運転支援システム「乾崑(Qiankun)」ADS 3.0を搭載しており、自動駐車、車遭遇時の衝突回避ステアリングアシスト、遠隔操作による車の移動、自動呼び寄せなどの機能が備わっています。同時に、車体幅よりわずか40センチ広いスペースならば駐車できる、極めて狭いスペースでの駐車や車庫入れもサポートしてくれます。また「乾崑(Qiankun)」ADS 3.0を搭載しているため、業界初となる全方位衝突防止機能も装備しています。
電動化において、「豹8」はBYDのフルスペック版油圧サスペンション「雲輦-P」を搭載しており、これは世界初のスマート油圧車両制御システムです。同時に、「豹8」は「方程豹」専用のDMO電動オフロード開発プラットフォーム(2.0T最上位版)も搭載しており、システムの総合出力は最大550kW、最大トルクは760N・m(ニュートンメートル)、最大馬力は750馬力に迫り、0~100km/h加速はわずか4.8秒で、バッテリー残量が少ない状態の燃費は8.5L/100kmです。
BYDは中国の新エネルギー自動車のリーディングカンパニーとして、EV分野においての豊富な基盤があります。一方ファーウェイは、情報と通信技術分野、とりわけ人工知能(AI)、クラウドコンピューティング、5G通信などにおいて先進的な技術力を誇っており、これらは自動運転システムの研究開発に技術的な推進力を注入しています。両社の提携は、自動運転技術のイノベーションと発展を推進するとして期待されています。(提供/CRI)
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