中国が2026年APEC主催国に決定、外交部報道官が状況説明

中国が2026年APEC非公式首脳会議の主催国に決定したことについて、外交部の報道官は「中国はアジア太平洋地域の協力の大局を考慮し、積極的な姿勢でAPECサミットの開催を申請した」と説明しました。

中国が2026年アジア太平洋経済協力（APEC）非公式首脳会議の主催国に決定したことについて、外交部の報道官は記者からの質問に答え、「APECはアジア太平洋地域の重要な経済協力メカニズムだ。中国はアジア太平洋地域の協力の大局を考慮し、積極的な姿勢で2026年APECサミットの開催を申請した。この提案はAPECメンバーから歓迎され、今回のAPECサミットで正式に承認された」と説明しました。

報道官はさらに、「中国は一貫してアジア太平洋地域の協力を重視しており、2001年と2014年にAPECサミットを主催した実績がある。2026年に中国は3回目のAPEC主催国を務める。2026年APECサミットの開催に向けて各国との意思疎通や協力を強化し、『プトラジャヤビジョン2040』の実現、アジア太平洋共同体とアジア太平洋自由貿易圏の構築を推進すると共に、各分野における実務協力の成果を創出し、アジア太平洋地域と世界経済の成長に新たな原動力を提供する」と強調しました。（提供/CRI）