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中国に向かう貨物便が激増―英メディア

Record China / 2024年11月25日 5時30分

中国に向かう貨物便が激増―英メディア

11月18日、環球時報は、ブラックフライデーを前に中国行きの貨物便が急増しているとする英メディアの報道を紹介する記事を掲載した。

2024年11月18日、環球時報は、ブラックフライデーを前に中国行きの貨物便が急増しているとする英メディアの報道を紹介する記事を掲載した。

記事は、英紙フィナンシャル・タイムズの17日付文章を引用。廉価な中国製品のニーズが高まり続けている米国ではアジアからの貨物輸送価格が上昇する中、各航空会社が「ブラックフライデー」やクリスマスの商戦を前に中国便を増やし、もうけを得ようとしていると報じた。

そして、アジアから米国に向かう航空貨物輸送費用は10月の平均価格が前年同月比で49%高い1キロ当たり5.46ドル(約840円)と高騰し、アジアから欧州への輸送価格も同25%上昇したと紹介。中国のECプラットフォームが多くの商品を海外消費者に直接空輸するよう努めている中で、各貨物輸送グループ企業は中国の路線を増やしていると伝えた。

また、その例として、エールフランス-KLM傘下のマーティンエアカーゴがラテンアメリカ路線を調整した上で、9年ぶりの中国路線となる香港―アムステルダム航路を9月に開通したと紹介。DHLも9月にボーイング777を8機手配して中国から世界各地に向かう貨物輸送の大幅な増加に対応する方針を示したほか、UPSも輸送ニーズ増加を理由として10〜12月にアジアから欧米へ向かう便を200往復増やすことを明らかにしたとしている。

記事は、大統領返り咲きが決まった米国のドナルド・トランプ前大統領が中国製品に厳しい関税を課す意向を示す中で、今年のクリスマス商戦では貨物輸送ニーズの低下に伴う運賃引き下げの動きは依然として見られないと紹介。米アトラスエアーワールドワイド・ホールディングス(AAWW)のマイケル・スティーン最高経営責任者(CEO)が「ECは依然として年8〜9%のペースで成長している。今後数年は貨物輸送供給が需要に追いつかないだろう」とコメントしたことを伝えた。(編集・翻訳/川尻)

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