自動車暴走事件が起きたばかりの中国、登校時間帯の小学校前で車が児童らはねる―湖南省常徳市

中国湖南省常徳市で19日、小学校の門の前で車が児童らに突っ込み、大勢の負傷者が出た。

中国湖南省常徳市で19日、小学校の門の前で車が児童らに突っ込み、大勢の負傷者が出た。

中国メディアの新京報などによると、現場は同市鼎城区にある小学校前で、大勢の児童と大人がけがをして地面に倒れた。車は白い小型のオフロード車。すでに全員が病院で治療を受けており、死亡した人はいないという。

また、香港メディアの香港01は中国メディアの報道を引用して「車の運転手は児童の保護者ではなく、車で構内に入ろうとして警備員や児童、保護者をはねた」「現場にいた人々が力を合わせて運転手を阻止した」などと説明。現場近くの店の関係者が「当時は登校のピークの時間帯だった」と語ったことや、警察が運転手を拘束して原因を調査していることを伝えた。

中国では先日、広東省珠海市で35人の命を奪う自動車暴走事件が起き、中国全土に衝撃を与えたばかりだった。（翻訳・編集/野谷）