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海洋テクノロジーの革新的活力を示す世界航海設備大会―中国メディア

Record China / 2024年11月19日 20時30分

展示エリアでは、目移りするほど多種多様な新エネルギー船が並べられた。長航集団は完全電動クルーズ船「長江三峡1号」の巨大模型を展示した。同社の現場責任者は、「このクルーズ船は全長100mで、高さは4階建てのビルに相当、6時間でフル充電でき、1回の充電で100km航行でき、毎年の石油燃料消費量を530トン、有害ガス排出量を1600トン以上減らす」と述べた。

「輸送+起重」一体化深海洋上風力発電施工船「烏東徳号」、耐台風浮体式洋上風力発電機「三峡引領号」……。ますます多くなる新設備・新技術が海洋産業の発展にグリーンな原動力を提供している。

招商局集団の石黛(シー・ダイ)取締役社長は、「グリーン化とデジタル化の波が世界を席巻し、航海設備産業を深く再構築し、海上交通体制を再構築している。航海設備、海上交通、さらには世界の海運は一つの有機的な全体で、グリーン化とデジタル化が日増しに融合発展の傾向を見せている」と述べた。

より深くより遠くブルーオーシャンへ

科学観測船「科学」号と法執行船「中国海監8001」が14日午前、馬尾船政文化城船政埠頭にゆっくり停泊し、来場者に深海における国の代表的な設備による視覚の祭典をもたらした。

「科学」号の陳修峰(チェン・シウフォン)船長は、「科学号の総トン数は4711トンで、7大船舶搭載型科学探査・実験システムを集積する独自の知的財産権を持つ中国初の新世代海洋科学総合観測船だ」と述べた。

深海への進出は海洋産業のトランスフォーメーション・高度化の重要方向だ。

連江深海養殖館の展示ホールに入ると、「閩投1号」「振鮑1号」などの深海養殖プラットフォームが来場者の好奇心をそそった。「海の鋼鉄の城」で養殖をするのはなぜか。

「振鮑1号」プラットフォームの責任者、呉永寿(ウー・ヨンショウ)氏は「アワビを深海で養殖すると、深海の海水の交換量が多く、水温が安定し、水質がより優れている。このような環境でアワビの生存率が上がり、生産量も2割増える。この養殖方法はさらに人件費を削減し、人の数を60%減らせる。プラットフォームに設置されている水質モニタリングシステムはアワビの『スマートホームサービス』のようなものだ。養殖業者は海水のpH値、電導率、溶存酸素などのデータをモニタリングし、『スマホによる養殖』を実現できる」と説明した。

「深海は幅広い空間と豊富な資源を持つ」。来場者は、中国の航海設備は先端化、スマート化、グリーン化に向けて推進を加速中で、世界の産業チェーン・サプライチェーンの協力に深く参加し、「ブルー生産力」が着実に向上しているとの見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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