ショッピングフェスティバルが近づく中、国際航空会社が中国発の便を我先に増便
Record China / 2024年11月21日 16時50分
ショッピングシーズンを控え、安価で良質な中国製品への需要が増え続ける中、国際航空貨物グループや航空会社が争って中国発の便を増やしています。
「ブラックフライデー」とクリスマスのショッピングシーズンを控え、安価で良質な中国製品への需要が増え続ける中、国際航空貨物グループや航空会社が争って中国発の便を増やしており、アジアから米国への航空貨物運賃が大幅に上昇しています。
英経済紙フィナンシャル・タイムズによりますと、国際市場での中国の低価格ネット通販商品に対する需要増の力強さに加え、紅海の海運が中断されたことで、空輸の需要が急増しており、国際航空運送会社は中国への貨物運賃の上昇を利用して利益を上げるため、ショッピングシーズンの到来前に我先に中国発の便を増やしています。これにより、もともと逼迫(ひっぱく)していたクリスマス前の宅配市場はさらに逼迫し、航空貨物運賃も高騰しました。
海上および航空貨物市場の分析やプラットフォームを提供するノルウェー発のデジタルプラットフォームであるゼネタのデータによりますと、アジアから米国への航空貨物運賃が高騰しており、10月の平均スポット運賃は前年より49%上昇して1キロ当たり5.46ドルに達しました。同期間のアジアからヨーロッパへの運賃は25%上昇しました。
オランダのアムステルダムを本拠とするエールフランス‐KLM傘下の貨物航空会社であるマーティンエアーはこのほど、中南米路線を再配置し、9月に香港―アムステルダム間に新たな便を就航させました。同社の航空機が中国の都市に乗り入れるのは9年ぶりです。
ユナイテッド航空も、10月28日から上海とロサンゼルス間の直行便を1日1便に増やすと発表しており、現在、ユナイテッド航空は、上海―サンフランシスコ、北京―サンフランシスコ、上海―ロサンゼルスなど、中国本土からカリフォルニアへの直行便を毎日3便運航しています。
また、航空データ分析大手のOAGによりますと、今年の10月下旬から来年3月までの間に中国との間を往復する便数は前年同期より4万便近く増加し、16万8871便に達すると予想されています。(提供/CRI)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
DHL Expressとコスモ石油マーケティング、日本におけるSAFの利用拡大に向けた調達契約を締結
PR TIMES / 2025年1月28日 17時0分
-
春節期間中の航空券価格が大暴落、わずか100元の路線も―中国
Record China / 2025年1月27日 15時50分
-
「メキシコのカンクン」へ旅行に行くため、成田発の直行便を予約しました。長時間のフライトで「エコノミークラス症候群」が怖いのですが、「3~4倍」の金額を払って「ビジネスクラス」を取ればリスクを減らせますか?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月25日 4時30分
-
KLMオランダ航空、1月21日から2月4日まで期間限定特別割引「リアルディールセール」を開始!
@Press / 2025年1月22日 16時15分
-
ノルウェーのサーモンが11.5時間で中国へ、初の定期チャーター便
Record China / 2025年1月18日 12時30分
ランキング
-
1フジ、CM減収233億円=中居さん問題で赤字へ―親会社、業績下方修正
時事通信 / 2025年1月30日 21時1分
-
2《笑福亭鶴瓶の冠番組が放送休止》「このタイミングでなぜ…」疑問にテレビ局広報が回答した“意外な理由”「一連の報道とは関係がありません」
NEWSポストセブン / 2025年1月30日 19時45分
-
3「間違った断熱」で電気代がかさむバカらしさ…職人社長が「一戸建てはエアコン1台で十分温まる」と断言する理由
プレジデントオンライン / 2025年1月30日 7時15分
-
42月電気料金、8社値上げ=21~54円、燃料高反映
時事通信 / 2025年1月30日 18時50分
-
5ロピア上陸「あおりを受けるのは、あそこだろう」…北海道のスーパー勢力図に荒波
読売新聞 / 2025年1月30日 10時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください