未婚の父になった有名俳優チョン・ウソンに賛否の声「正しい判断」「難民は受け入れようと言うのに…」

25日、韓国でモデルのムン・ガビが出産した息子の父親が俳優チョン・ウソンであることが発覚した中、チョンが「結婚しないが責任は果たす」との立場を示したことに賛否の声が上がっている。写真はチョン・ウソン。

2024年11月25日、韓国でモデルのムン・ガビ（35）が6月に出産した息子の父親が有名俳優チョン・ウソン（51）であることが発覚した中、チョンが「結婚はしないが子どもに対する責任は果たす」との立場を示したことにSNS上などで賛否の声が上がっている。

韓国・ニューシスなどによると、ムンは今月22日にSNSで出産していたことを明かし、「大切な何かを守るためには全てを隠し通さなければならないと思っていた」「子どもにこれまで私が見てきた明るく美しい世界を見せたくて、そのためには私が勇気を出さなければならないと考えた」などとつづった。

その後メディアで子どもの父親がチョンであることが報じられ、チョンの所属事務所側は「ムンがSNSで公開した子どもはチョンの実子で間違いない」「子どもの養育方法について最善の方向で話し合っており、父親として子どもに対して最後まで責任を果たす」とのコメントを発表したという。

チョンが「結婚はしないが子どもに対する責任は果たす」との立場を示したことに対し、韓国のネットユーザーからは「自分勝手で無責任な人」「今年一番びっくりしたニュース」「良い人のイメージが崩壊」「結婚しない理由は『まだ遊びたいから』では？」「『結婚しない』という言葉を聞いて、チョンのこれまでの人生においてムンと同じ状況の女性が他にもいたのではないかと想像してしまった」「『チョンの子どもの母親』をカミングアウトする女性がこれから続々と出てくるのでは」など否定的な声が多数上がっている。

また、チョンが14年から今年7月まで国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）の親善大使として活動してきたことから「難民を受け入れようと言っておいて自分の子どもは受け入れないとは（笑）」「社会貧弱層と疎外層を積極的に助ける人がなぜ子どもの母親とは結婚できないのか」「自分の子どもを社会的難民にするつもりか」などの声も。

一方で「合意していない状態で新しい命が生まれたのだから、責任は取りつつも子どもの母親のことは愛していないから結婚しないというのは正しい判断だと思う」「子どものために無理やり結婚し、結局離婚して財産分与のエンディングを迎えるより良いのでは？」「子どもを捨てると言っているわけでもなく、父親としての責任を果たすと言っているのだから応援してあげようよ」「いい歳した大人同士の問題だから周りがとやかく言うことではない」などの声も寄せられている。（翻訳・編集/堂本）