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韓国社会における家族の定義が変化?婚外子が1万人を突破=韓国ネットにはさまざまな声

Record China / 2024年11月26日 10時0分

韓国社会における家族の定義が変化?婚外子が1万人を突破=韓国ネットにはさまざまな声

25日、韓国・ソウル新聞は「チョン・ウソンの子のような婚外子は昨年1万人を突破し、過去最多を記録した」と伝えた。写真は韓国。

韓国の人気俳優チョン・ウソン(51)がモデルのムン・ガビ(35)との間に息子をもうけ、未婚の父になったことが報じられた。25日、韓国・ソウル新聞は「チョン・ウソンの子のような婚外子は昨年1万人を突破し、過去最多を記録した」と伝えた。婚外子とは、法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子のことだ。

韓国統計庁が8月に公開した2023年出生統計によると、昨年の婚外子は1万900人で、全出生児(23万人)の4.7%を占めた。婚外子は13年の9300人から20年に6900人まで減少したが、21年(7700人)、22年(9800人)、昨年と、3年連続で増加している。

経済協力開発機構(OECD)加盟国平均の婚外子率(41.5%)に比べると韓国の水準はかなり低いが、「韓国社会における家族の定義が変化していることを示す数値だ」と、記事は指摘している。

1981年の関連統計開始以来、婚外子率は0~2%にとどまってきたが、2018年に2.2%となってからは急速に比率が上がり、22年は3.9%に。昨年は初めて4%台となった。事実婚関係などで出産するケースが増えたためとみられるという。

今年の統計庁などの調査によると、20~29歳の若者の42.8%が「結婚しなくても子どもをもてる」と答えている。20代の5人に2人が「非婚での出産は可能」だと考えていることになる。14年の調査では肯定的な回答は30.3%にとどまっており、10年間でかなり増えている。一方、非婚での出産を強く否定する回答は14年の34.9%から今年は22.2%に減少している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「『お前に両親がそろってないのはお前の運命であって、親のせいにするな。親は悪くない』と子どもに言うようなものじゃないか」「関係をもったからといって結婚しなければいけない時代ではない。だが、出産と養育の責任は必ず負わねばならない義務だ」「国は結婚しなければ支援しない政策から、結婚してなくても支援する政策に変えるべきだ」「一般人でも肯定的な考えの人がこれだけいるのか」「それでも人口が増えるじゃん」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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