日本人女性の平均寿命が延びて思うこと―華字メディア

華字メディアの日本華僑報は、「日本人女性の平均寿命延伸の深い啓示」と題する文章を掲載した。

華字メディアの日本華僑報は26日、「日本人女性の平均寿命延伸の深い啓示」と題する文章を掲載した。

文章は、日本で男女共に平均寿命が延び、女性は87．14歳で世界1位を維持、男性は81．09歳になったことに言及。日本人女性について「過去にも独特の繊細さと強靭（きょうじん）さで世界に生命の奇跡を示してきた。彼女たちの平均寿命は単なる数字ではなく、生命に対する無限の愛の最も高度な解釈であり、長寿ランキングで常に世界をリードし、健康と長寿を追求するすべての人を励ましている」と評した。

一方で、「人生の旅は決して順風満帆ではなく、がんや心臓病などかつて人々を恐れさせた現代医学の進歩によって治療が可能になってきているものの、老化を迎える中でどのように健康を保つかは課題であり続けている」と指摘。日本では政府から民間、医療システムから個人の習慣に至るまで、健康に気を配ってきたとし、今なお平均寿命を伸ばしていることは偶然の産物ではなく、長期的な努力の結果であると論じた。

そして、「命の長さも重要だが、さらに重要なのはこの限られた時間の中でどのように素晴らしい人生を生きていくか。日本が独自の知恵と勇気で生命の神秘を探求し、世界の事業にさらに貢献することを期待すると同時に、すべての生命がこの（人生という）長い旅の中で自分のリズムと旋律を見つけ出すことを願う」と結んだ。（翻訳・編集/北田）