ハルビンでハート型の地下鉄路線が完成、中国初の高緯度寒冷地仕様の地下鉄が全線開通

黒竜江省ハルビン市の丁香公園駅を含む8駅の運営が26日に始まり、全長32．18キロの哈爾浜地下鉄3号線の二期区間が全線開通した。

黒竜江省ハルビン市の丁香公園駅を含む8駅の運営が26日に始まり、全長32．18キロの哈爾浜地下鉄3号線の二期区間が全線開通した。これで、中国初の高緯度寒冷地仕様の地下鉄「ハルビン地下鉄3号線」が全線開通し、クローズド・ループ運営が実現した。その路線図を見ると、3号線の路線はハートのような形に見える。

ハルビン地下鉄1号線は、同市内の旧市街地を東西に走り、交通の混雑を緩和している。市内を南北に走る2号線は、川・松花江の南の岸と、北の岸を結んでいる。今回、3号線が全線開通し、四大市街地が一つに結ばれ、1、2、3号地下鉄と共に地下鉄網を形成している。そして、「十字＋環状線」のネットワーク運営が実現し、主な市街地の地下鉄の乗り換えが一層便利になった。

ハート型の地下鉄路線が完成し、市民の移動が一層便利になっている。3号線のクローズド・ループ運営が始まり、ハルビン市の地下鉄網は公共バス約170路線や鉄道、中・長距離バスとも連結して、便利な交通ネットワークが形成され、主要な幹線道路の混雑が効果的に緩和されるようになっているほか、地下鉄駅と鉄道駅、高速鉄道駅、長距離バスターミナルなどとのシームレス接続を実現している。

ハート型の地下鉄路線が完成し、経済もさらに活性化すると期待されている。「十字＋環状線」のネットワーク運営が実現し、地下鉄網は六大市街地や10の主な商業圏、観光スポットとも連結。最も多くて2度乗り換えすれば、どこにでも行くことができ、旅行、ショッピング、レクリエーションがより便利になった。（提供/人民網日本語版・編集/KN）