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中国EV車が世界市場を侵食、韓国は第2の東南アジア・欧州に?=韓国ネット「歓迎」「韓国経済の危機」

Record China / 2024年12月4日 6時0分

中国EV車が世界市場を侵食、韓国は第2の東南アジア・欧州に?=韓国ネット「歓迎」「韓国経済の危機」

3日、韓国・イーデイリーは「中国の自動車メーカーが世界市場を急速に侵食している」と伝えた。写真はソウル。

2024年12月3日、韓国・イーデイリーは「中国の自動車メーカーが世界市場を急速に侵食している」とし、「日本企業が優位を占めてきた東南アジア市場を席巻している上、世界的な米国・欧州の完成車メーカーも打つ手なしの状況で崩れていっている」「そんな中国が今、新たな市場として韓国に狙いを定めている」などと伝えた。

記事によると、中国最大の電気自動車(EV)メーカーBYDは最近タイやインドネシアなど東南アジア市場に攻撃的に進出しており、これまで圧倒的なシェアを有していた日本メーカーが打撃を受けている。日産は最近、タイに2カ所ある工場の1カ所で生産を縮小し、約1000人規模の従業員について人員削減や配置転換を行うと発表した。スズキは25年末までにタイの工場を閉鎖する。

米国・欧州の自動車メーカーも苦戦を強いられている。フォルクスワーゲンはドイツ内の工場を閉鎖するなど、経営危機を打開するためにリストラを計画している。フォードは新車販売台数で初めてBYDを下回ったという。

さらに、韓国の完成車業界も大変化を迎えると予想されている。BYDは来年1月に韓国の乗用EV市場に進出する。これまでと同様、安価なEVを販売してシェアを確保していくとみられている。

問題は、BYDが垂直統合によって強力な原価競争力を有している状況で、韓国の自動車メーカーにBYDの攻撃を予め阻止する術がないことだと記事は指摘している。

韓国の専門家からは「中国メーカーが韓国でどう戦略を展開するのか様子を見て、守りの姿勢で対応するしかない」「韓国の完成車市場の勢力図の主導権は中国企業が握っていると言っても過言ではない」「政府としては補助金の差別的支給、企業としては商品性・技術力の向上以外にできる対応策はない」などの指摘が出ているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「安くて品質が良ければ買う。現代自動車(ヒョンデ)は一度、中国と競争してみるといい」「安くて良いものをつくる中国。愛国心に訴えかけるばかりで車の価格は恐ろしく高いヒョンデ。ヒョンデのためにも中国車が必要」「歓迎する。安価な車がたくさん入ってくれば車全体の価格が下がる」「中国がどれだけ安く、どれだけ品質の良い車をつくるのか気になってはいる」「韓国経済の危機。中国を阻止するすべはない。全ての産業で韓国は負ける。数年後、この国はどうなっているだろうか」などの声が上がっている。

その他「20年前のフィーチャーフォンのときも韓国危機説があったが乗り越えた。今回も乗り越えられるはず」「いくら良いと言われても中国車を買うことはないよ」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

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