中国でマラソンブーム、お金をかけるのはどんな人?
Record China / 2024年12月12日 9時30分
中国では近年、マラソンがブームとなり、大会やイベントがどんどん開催されている。
中国では近年、マラソンがブームとなり、大会やイベントがどんどん開催されている。
中国陸上競技協会が発表した「2023中国ロードランニング大会青書」によると、2023年に中国全土で開催されたマラソン大会とハーフマラソン大会は622大会だった。これは1日に2大会近く開催されている計算になる。
「ロードランニング」が今、スポーツや精神的満足感を重視する中国の新世代の縮図となっており、それに時間やお金をかける人が増えている。
マラソンがこれほど人気になっているのはなぜなのだろうか?業界関係者によると、1人当たり名目国内総生産(GDP)が5000ドルを超えると、マラソンを代表格とする全国民ロードランニングスポーツ消費サイクルに突入し、欧米ではこうした状態を「マラソン大会現象」と呼んでいる。中国の1人当たり名目GDPは2011年に5000ドルを超え、人々の消費理念とフィットネスのニーズが徐々に高まり、ロードランニングの需要も高まっているため、自然と開催される大会も増え続けている。
では、どんな人がマラソンにお金をかけているのだろうか?
青書によると、中国のマラソンランナーの主力群は35~49歳の男女だ。職業を見ると、企業の従業員や管理者、政府機関/事業機関が全体の65%以上を占めていた。
「健康志向が非常に高い」や「消費能力が高い」というのがマラソン愛好者の共通の特徴となっている。
青書の2023年中国ランナー調査・アンケートの分析によると、ランニンググッズの支出が2000元(約4万円)以上のランナーは30.21%、1001~1500元(約2万~3万円)のランナーは12.94%、1501~2000元(約3万~4万円)のランナーは10.34%。記録アイテムの支出を見ると、1000元(約2万円)以上のスポーツ用ウェアラブルデバイスを購入しているランナーの割合は59.34%となっている。
今年、中国のマラソンランナートップ100に入っている陳剛(チェン・ガン)さんのマラソン歴は10年で、ソーシャルメディアには100万人以上のフォロワーが集まっている。陳さんは「マラソンが生活において非常に重要な位置を占めている。交流の機会でもあり、他のランナーとアイテムや技術について話をしたり、切磋琢磨したりできる。また、いろんな都市の特色ある景色も楽しむことができる」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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