中国サッカー界汚職問題、新たに元協会事務局長ら3人に実刑判決―仏メディア
Record China / 2024年12月12日 19時0分
11日、仏RFIは、汚職問題に揺れる中国サッカー界で新たに元協会幹部らが収賄罪で実刑判決を受けたと報じた。
2024年12月11日、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは、汚職問題に揺れる中国サッカー界で新たに元協会幹部らが収賄罪で実刑判決を受けたと報じた。
記事によると、湖北省咸寧市中級人民法院は11日、中国サッカー協会元事務局長の劉奕(リウ・イー)被告に対して、収賄罪により懲役11年と罰金360万元(約7500万円)の判決を言い渡した。同省石首市の裁判所でも同協会審判管理部元部長の譚海(タン・ハイ)被告に対して収賄罪により懲役6年6か月、罰金20万元(約420万円)の判決が下ったと伝えた。
さらに、石首市の裁判所では10日にも同協会戦略規画部元部長の戚軍(チー・ジュン)被告に対し、同じく収賄罪により懲役7年、罰金60万元(約1300万円)が言い渡されたとしている。
記事は、2022年11月に元中国代表監督の李鉄(リー・ティエ)氏が「重大な法規違反」の疑いで調査を受けたのを皮切りに、中国サッカー界では腐敗撲滅に向けた取り締まりが強まっており、協会の会長や事務局長、部門長経験者、さらには国家体育総局の官僚を含む人物が次々と失脚していると伝えた。(編集・翻訳/川尻)
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