韓国の観光業にダメージ、ソウル市長が観光客の安全確保を公言

韓国の観光業が「非常戒厳」や尹錫悦大統領の弾劾訴追案など一連の動きを受けて大きなダメージを受けています。

韓国の観光業が「非常戒厳」や尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の弾劾訴追案など一連の動きを受けて大きなダメージを受けています。多くのホテルや旅行会社ではキャンセルが相次ぐ事態となっています。呉世勲（オ・セフン）ソウル市長は11日、人々の不安を解消するために、観光客の安全を確保する措置を講じることを公言しました。

韓国メディアは、観光業関係者の話として、尹大統領が発令した「非常戒厳」はわずか数時間しか続かなかったものの、この動きが韓国の観光業に与えた悪影響は既にはっきりと現れていると報じています。呉市長は多くの観光客が安全上の理由からホテルや旅行会社の予約をキャンセルしている状況を受けて、「ソウル市政府は『安全なソウル』というイメージを醸成して外国人観光客を誘致する一連の措置を打ち出すとともに、観光業への支援を強化し、関連企業の倒産を防いでいく方針だ」と述べました。（提供/CRI）