<中国人観光客が見た日本>観劇目的で2泊3日の東京旅行
Record China / 2025年1月5日 9時0分
中国のネットに、「一人の週末極限の日本の旅―東京2泊3日観劇旅行」と題する旅日記が掲載された。写真は観劇を楽しんだ帝国劇場。
中国のネットに、「一人の週末極限の日本の旅―東京2泊3日観劇旅行」と題する旅日記が掲載された。以下はその概要だ。
私にはずっと好きなスターがいる。彼は毎年、東京の帝国劇場で舞台を上演してきた。この舞台は今年まで24年も上演され続けた。早い時期は脚本通りに演じたが徐々に進化して、自分で物語を創作して脚色してきた。彼はこの舞台を成長させ続けて、演劇としての観賞価値が高い作品にした。帝国劇場の建て替えのため、今年の公演が最後だ。この劇は帝国劇場と密接な関係があり、同時に帝国劇場の事情が1つのきっかけになった。11月が公演の最後の月になると発表された。私はそこで、「ものは試し」ということでチケットの抽選に応募したところ、思いもかけずに当たった。このことで、私の週末の東京旅行の「基本形」が決まった
6年ぶりの東京訪問だった。飛行機を降りて通関に向かった。出入り口のサービススタッフは基本的に中国語を話した。中には中国語、英語、韓国語、日本語の4言語でガイドする女性もいた。とてもすごいと思った。私は今回の旅で、友人に誘われて家に泊めてもらえることになった。そこで手土産として半箱分の旺旺(ワンワン)の菓子類と美味しい焼き唐辛子調味料を持っていった。検疫犬に嗅ぎつけられたら止められるのではないかと心配だったが、後になって日本に持ち込めると知った。私は空港を出た。
翌日は観劇だが、開場は午後5時で開演は午後6時だ。そこで朝は自然に目覚めるまで寝て、昼近くになって出かけた。
舞台の具体的な話はさておき、観客の年齢層は非常に広かった。ダフ屋を防ぐ措置として、劇場でスタッフが私の携帯電話の電子チケットにスタンプを押すまで、自分の座席がどこか知らなかった。非常に偶然なことだが、私がこの舞台を最後に見た時、すなわち6年前にこの劇を初めて見た時と同じ列に座ることになった。奇妙な縁だ。
私の隣の席は白髪の老婦人だった。彼女も一人での観劇だった。若い男性も多かった。劇場内の配置や場面作りは整然としていた。皆が順番に並んで写真を撮っており、周辺の売店でも秩序正しく並んで買い物をしていた。すべてが整然としていて、騒がしくはなかった。
観劇中には携帯電話を使ってはならないし、写真撮影をしてもいけない。舞台には非常に没頭した。3時間近くの公演は素晴らしかった。舞台の上と観客席との交流も調和がとれていた。この最後の舞台を見て、とても満足した。公演終了後は少し気持ちを落ち着かせてから、地下鉄に乗って友人の家に戻った。地下鉄にはすでにクリスマスの雰囲気を醸(かも)す表示があった。きれいだった。友人は暖かいご飯を用意していてくれた。興奮した余韻に浸り、横になったらすぐに寝てしまった。
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