「日本企業に触れ、日本を感じよう」訪日プロジェクト 北京で27回目の帰国報告会
Record China / 2024年12月15日 11時0分
次代を担う中国の若い世代に「実際の日本を見て、感じて」もらうことを目的とした「走近日企・感受日本(日本企業に触れ、日本を感じよう)」訪日プロジェクトの帰国報告会が13日に北京市内で開かれました。
次代を担う中国の若い世代に「実際の日本を見て、感じて」もらうことを目的とした「走近日企・感受日本(日本企業に触れ、日本を感じよう)」訪日プロジェクトの帰国報告会が13日に北京市内で開かれました。清華大学、北京師範大学、対外経済貿易大学、中国石油大学、北京語言大学の五つの大学から選ばれた25人の大学生が、8日間にわたる訪日での見聞を英語や日本語で分かち合いました。
主催者によると、同事業は今年で27回目となり、11月27日から12月4日までの日程で、大阪、京都、神奈川、東京を訪れました。期間中、企業訪問や日本の大学生との交流が行われました。参加した大学生らは、今回の訪日が非常に有意義だったと振り返り、「日本の経済、企業、社会の発展状況を深く理解することができた」「中日両国の経済や文化における密接な関係を実感し、日本の大学生やホームステイ先のホストファミリーとの交流を通じて、貴重な友情を築いた」と語りました。
北京語言大学の学生代表は、「中日関係を担う者」として、「中日の友好関係を深めるためには若い世代の努力が欠かせない」とし、今後は両国の友好と協力をさらに深めるために、懸け橋として努力すると話しました。
また、北京師範大学の学生代表は、孫文の支援者である実業家梅屋庄吉ゆかりのレストラン「松本楼」訪問や、住友商事への企業訪問を通じて得た知識を振り返り、就職活動やキャリア形成において新たな視野を開いたことを報告しました。さらに、日本の歴史、文化、学問、企業の多様な魅力を再認識し、将来における両国の友好のために果たすべき責任と役割を深く感じたと述べました。
中国日本友好協会の徐賜明秘書長は、発表会後の懇親会で「中日友好の基盤は民間にあり、未来は青年が担っている。青少年同士のフェース・トゥ・フェースの交流は非常に意義深いものであり、今後の中日友好の懸け橋となるよう期待している」と激励の言葉を贈りました。
また、中国日本商会の宮下正己副会長、在中国日本大使館経済部の金井伸輔参事官も、今回の活動が成功裏に開催されたことを祝うとともに、両国の青少年の相互訪問を通じて友好交流がさらに促進されることを期待していると述べました。
「日本企業に触れ、日本を感じよう」訪日プロジェクトは、2007年に中日友好協会と中国日本商会の協力で発足し、これまでに中国から約800人の大学生が日本を訪問しています。このプロジェクトは、中日両国の相互理解を深め、長期にわたる友好関係の形成を目指しています。(提供/CRI・取材/趙雲莎)
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