中国の闘牛イベントで市民数十人が乱闘＝中国ネット「こっちの方が面白い」「ウシも逃げてる（笑）」

中国・雲南省文山チワン族ミャオ族自治州硯山県で行われた闘牛イベントで、人々が殴り合いの乱闘を繰り広げた。

中国・雲南省文山チワン族ミャオ族自治州硯山県で行われた闘牛イベントで、人々が殴り合いの乱闘を繰り広げた。中国メディアの大皖新聞が15日に報じた。

現場で撮影された映像には、闘牛場内で数十人が入り乱れて殴り合っている様子が映っている。興奮した人物が別の人物に飛びかかったのがきっかけで、すぐに周囲から人が集まり、規模が拡大した。人間の乱闘に驚いたのか、ウシが闘技場の端の方のスペースを早足で歩いていく様子も確認できる。

また、別の映像には、警察や救急が現場に駆け付け、負傷者を搬送する様子も映っている。現地政府の職員は「騒動後に市民から警察に通報があり、公安部門が現場に駆け付けて制止し、人々を避難させた。事件について現在処理中だ」と説明した。なお、闘牛イベントは公式なものではなく、市民らが自発的に企画したものだったという。

中国のネットユーザーからは「ウシではなく人が戦い出した」「闘牛じゃなく闘人」「ウシに見せる闘人」「ウシ『みんな来いよ。闘人だぞ』」「闘牛よりこっちの方が面白いわ」「ウシもビックリして逃げてる（笑）」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）