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中国で「ミルクティーは私が飲んで、グッズはあなたに」の代行業が誕生!?

Record China / 2024年12月17日 17時30分

中国で「ミルクティーは私が飲んで、グッズはあなたに」の代行業が誕生!?

中国でグッズを購入するために若者がミルクティーショップに押し寄せている。

中国では最近、今年の冬1杯目のミルクティーを飲むためではなく、ミルクティーショップが新発売した各種関連グッズを購入するために、多くの若者がミルクティーショップに押し寄せている。銭江晩報が伝えた。

ソーシャルメディを見ると、ネットユーザーがミルクティー関連グッズについて、「30分もしないうちに売り切れた」「近くのショップは全部売り切れ」といった書き込みを寄せており、盛り上がりを見せている。

価格競争の次は、関連グッズを巡る競争を繰り広げるなど、ミルクティーブランドは攻めの姿勢を続けている。では、若者の間でそれらミルクティーの関連グッズが大人気となっているのはなぜなのだろうか?浙江省杭州市の複数のミルクティーショップを取材して、その理由を探ってみた。

ミルクティーの関連グッズが発売と同時に売り切れ

ミルクティーショップ・喜茶(HEYTEA)のスタッフは「動物をモチーフにした縫いぐるみのマフラーやカップホルダー、バッジなど、当店の冬を暖かく過ごすシリーズのグッズは、杭州のほとんどの店舗で、発売と同時に売り切れた。再入荷の予定もない」と説明した。

ミルクティーショップ・霸王茶姫(CHAGEE)とゴッホの作品のコラボグッズも大人気となっており、「地域限定」グッズも発売されている。デリバリープラットフォームを見ると、杭州の多くの「霸王茶姫」の店舗で、イヤホンポーチやハンドバッグが売り切れとなっていた。店員は「どの店も在庫が数個から十数個まで減っており、店頭に並べると、その日にほぼ売り切れている」と説明した。

ミルクティーの関連グッズが大人気となっているほか、ソーシャルメディアを活用して「代行業」を始めているネットユーザーもいる。例えば、福建省竜岩市に住むネットユーザーは、「近くのミルクティーショップには、まだ関連グッズが残っている。ミルクティーセットのお金と、手間代10元(約200円)を出してくれれば、ミルクティーは私が飲んで、グッズはあなたに送ります」と書き込んだ。

ミルクティーが大好きという杭州の女性・鬧鬧さんは今年、ミルクティーの関連グッズのコレクションにはまったといい、「役に立たないように見えるかもしれないが、かわいいグッズは私の生活に楽しみを増やしてくれた。『霸王茶姫』が新グッズを発売すると知って、朝一番にミルクティーショップに行き、ミルクティーセットを購入した。価格は60.9元(約1200円)で、ミルクティー2杯と帆布の水筒カバーのセットだった。これまでの経験からして、人気の関連グッズは開店と同時に買わないとすぐに売り切れて、手に入らなくなる」と話した。

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