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バドミントンのシャトルの羽根を再利用した「偽ダウンジャケット」が問題に―中国メディア

Record China / 2024年12月20日 8時0分

バドミントンのシャトルの羽根を再利用した「偽ダウンジャケット」が問題に―中国メディア

18日、微博アカウント「陝視新聞」は、原料価格の高騰により中国でダウンジャケットの価格が上昇する中、バドミントンの羽根を再利用した偽物の「ダウンジャケット」が販売されていると報じた。

2024年12月18日、陝西ラジオ・テレビ局の微博アカウント「陝視新聞」は、原料価格の高騰により中国でダウンジャケットの価格が上昇する中、バドミントンの羽根を再利用した偽物の「ダウンジャケット」が販売されていると報じた。

記事は、純正のダウン価格が生産不足により高騰する中、超低価格で「充填(じゅうてん)量90%」をうたう「ダウンジャケット」の中身には往々にして鳥類の羽毛を粉砕した後の細い繊維「粉砕毛」(あるいは「糸くず」と呼ばれる)が使用されていると紹介した上で、一部の業者は、安価な「ダウンジャケット」の充填物を手に入れるために、各地域から中古のバドミントンシャトルを購入して羽毛を取り出して粉砕し、「糸くず」に加工していると伝えた。

そして、業界関係者によると、シャトル用の羽毛は比較的細長く丈夫で、粉砕後にジャケットや枕、クッションなどの寝具に充填すると、弾力性が良くなると紹介する一方で、シャトルを作る際には羽毛の軸に接着剤が厚く塗られており、接着剤の成分も一緒に粉砕されて「糸くず」に付着した場合、呼吸器系に害を及ぼす可能性があると指摘している。

バドミントン

この件について、中国のネットユーザーは「劣悪品を良品として販売する、悪徳商人」「まさかそれでバドミントンシャトルの値段が上がってるのでは」「シャトルの羽根には保温性は余りなさそうだけど」「シャトルを回収して作るコストが割に合うのかも疑問」「中国人の聡明さはいつも然(しか)るべき場所で発揮されない」「中国人が生きていくのは大変。どんな業界からもわれわれの命が脅かされている」「これこそまさに『バドミントンウエア』、なんちゃって」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻)

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