四川省初の商用人型ロボットが発表―中国
Record China / 2024年12月19日 17時30分
四川省初の商用人型ロボットが発表された。
金属感を帯びた足音とともに、人とほぼ同じ高さの人型ロボットが力いっぱい歩いていた。これは成都ハイテク産業開発区企業の四川具身人型ロボット科技(具身科技)が開発した四川省初の商用人型ロボットプロトタイプ「天行者1号」だ。科技日報が伝えた。
「天行者1号」の身長は165cm、重さは約50kgで、航続時間は1時間半。技術面では完全に独自開発のコンパクト一体化関節および高ロバスト性運動制御アルゴリズムなどの中国をリードする五つの重要コア技術を採用し、ハードウェアの高い実力と優れた運動性能を示し、各種の複雑な地形と環境の課題に容易に対処できる。特筆すべきは、その中核部品と本体がいずれも成都現地で生産され、中核部品の現地化率が90%を超えており、産業チェーン統合と現地生産の面における高い実力を示していることだ。
具身科技の責任者の馮振宇(フォン・ジェンユー)氏は、「成都ハイテク産業開発区は企業サービスプラットフォームの構築により、自発的に産業チェーンの川上・川下企業とのマッチングをサポートするとともに、関連するパイロット生産プラットフォームとマッチングし、エンボディドAIロボット本体の生産を加速させ、緊急対応、公安、鉄道交通などの当局と連携し、業務の需要を深く掘り起こし、ロボット応用の実用化を推進している」と述べた。
馮氏は、「天行者1号は今後、次々と複数のフレキシブルメーカーの一員になり、両手での搬送、ツールの器用な操作、自律走行などの安定的な運動能力を発揮するだろう」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中国で「空飛ぶクルマ」競争がはや過熱、「低空経済」当局後押し 計画に見切り発車も
産経ニュース / 2024年12月17日 10時33分
-
機械要素部品大手のTHK、国内7工場にスキルマネジメントシステム「Skillnote」を導入
PR TIMES / 2024年12月2日 15時15分
-
トヨタ中国合弁、開発「完全現地化」で劣勢挽回へ 広汽トヨタ、中国のハイテク企業とも協業強化
東洋経済オンライン / 2024年11月29日 18時0分
-
友好都市40年を迎えた広島県と四川省 広島の日本酒でさらなる交流を目指す!【アナたにプレゼン・テレビ派】
広島テレビ ニュース / 2024年11月28日 7時0分
-
四川省、水素エネルギー産業行動方案を発表(中国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月22日 11時25分
ランキング
-
1パナソニック「40年超」続いた品質不正の全実態 約5200製品が該当、海外工場へ不正を"輸出"
東洋経済オンライン / 2024年12月19日 8時30分
-
2LINEヤフーが買収との報道、「きょうの取締役会で決議」とビーノス
ロイター / 2024年12月19日 13時33分
-
3「吉野家」ついにクレジットカード決済導入 「はなまるうどん」も
ORICON NEWS / 2024年12月19日 11時30分
-
4ヤマト運輸の委託見直し打診、日本郵政社長「ヤマト側の事情」…ヤマトは「従前より配達日数が伸びている」と説明
読売新聞 / 2024年12月18日 20時28分
-
5「オーケー」が大阪に上陸、開店前に“300人行列”の熱気 社長「競合より高ければ値下げ」の気迫
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月19日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください