日本人がヘルメットで殴られる暴行被害、バイクで接触しそうになり口論―台湾

台湾メディアのTVBS新聞網は19日、台湾南部の屏東県で交通トラブルをめぐり日本人が殴られる騒動があったと報じた。

台湾メディアのTVBS新聞網は19日、台湾南部の屏東県で交通トラブルをめぐり日本人が殴られる騒動があったと報じた。

記事によると、騒動があったのは17日午後。日本人が運転するバイクが交差点で左折しようとしたところ、後方から直進しようとした二人乗りのバイクと接触しそうになった。これをきっかけに双方は口論に発展。二人乗りのバイクを運転していた人物は相手が日本人と分かると日本語で暴言を吐くなどしたという。

その後、運転者は後ろに乗っていた人物の制止を振り切って日本人のもとに駆け寄ると、脱いだヘルメットで殴り掛かった。日本人が警察に通報すると、相手はその場から逃走した。なお、この日本人は腕や首にけがを負ったとのこと。

記事によると、被害者の日本人は近くで飲食店を経営しているという。警察はすでにナンバーを特定し、犯人の行方を追っている。（翻訳・編集/北田）