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中国人はやっぱり日本のアニメ映画が好き!ハリウッドを圧倒した2024年の奇跡―中国メディア

Record China / 2024年12月21日 11時30分

中国人はやっぱり日本のアニメ映画が好き!ハリウッドを圧倒した2024年の奇跡―中国メディア

18日、中国のポータルサイト・捜狐に「中国人はやっぱり日本のアニメ映画が好き!ハリウッドを圧倒した2024年の奇跡」と題した記事が掲載された。資料写真。

2024年12月18日、中国のポータルサイト・捜狐に「中国人はやっぱり日本のアニメ映画が好き!ハリウッドを圧倒した2024年の奇跡」と題した記事が掲載された。

記事はまず、「中国市場では香港映画とハリウッド映画の大作がいずれも下降傾向にある。数年前までは、香港映画が中国の映画館で10億元(約215億円)以上の高い興行収入を記録することができ、中には最高興行収入記録を打ち立てた作品もあった。しかしここ数年、中国に輸入された香港映画は軒並み興行的に苦戦しており、制作側に巨額の損失をもたらした作品も少なくない」と述べた。

続けて、「ハリウッド映画に関して言えば、かつては中国の年間興行収入ランキングで常にトップに君臨し、さらには中国映画史上最高興行収入の記録を打ち立てた作品も多くあった。有名な例としてジェームズ・キャメロン監督の『アバター』が挙げられる。しかし、20年に新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以来、ハリウッド映画は中国でかつてほどの人気を得られなくなったようだ。特にここ2年では、ハリウッド映画が中国で10億元(約215億円)の興行収入を突破するのも非常に難しい状況だ。さらに、世界的に非常に高い興行収入を記録したハリウッド映画でさえ、中国市場において観客の支持を得ることはできなかった」と説明した。

その上で、「香港映画とハリウッド映画は、かつて中国の観客から非常に愛され、熱狂的な支持を得ていたが、今では両者とも同時期に低迷期に陥っているため、中国市場はもはや輸入映画の『楽園』ではなくなったと考える人も少なくない。ただし実際のところ、中国市場で本当に下降傾向にある輸入映画は、香港映画とハリウッド映画の大作に限られる。一方で日本のアニメ映画は中国の観客から一貫して広く支持されている」とした。

また、「今年、中国市場では合計15本の日本のアニメ映画が上映された。さらに、この15本の日本のアニメ映画のうち、すでに7本が興行収入1億元(約21億円)を突破している。その中でも、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』は、約7億9100元(約170億円)の興行収入を記録し、中国での輸入アニメ映画の年間興行収入ランキングで1位に輝いた。またこの興行収入は、年間輸入映画の中で、ハリウッドのモンスター映画『ゴジラ×コング 新たなる帝国』に次ぐ記録となっている。さらに、『君たちはどう生きるか』は中国での日本映画の興行収入トップの座に迫り、新海誠監督の『すずめの戸締まり』まで僅差となった」と紹介した。

さらに、「今年の中国市場の年間興行収入ランキングトップ10においても、『君たちはどう生きるか』は見事10位にランクイン。これにより、初めて日本の映画が中国の年間興行収入ランキングトップ10に入る快挙を成し遂げたのだ」と言及した。

そして、「7本の映画が興行収入1億元(約21億円)を突破し、輸入映画の年間興行収入ランキングで2位を獲得。さらに、輸入アニメ映画の興行収入で1位に輝き、年間興行収入ランキングトップ10にも入るなど、日本のアニメ映画は今年、ハリウッド映画をしのぐ成果を上げ、中国市場で大きな奇跡を起こした。どうやら中国の観客は、日本のアニメ映画の方が香港映画やハリウッド映画より好ましいと感じているようだ」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

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